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フォトグラファーは体力と運動能力も大切

激しい運動とはいえないであろう写真撮影ですが、やっぱり体力と運動能力は必要なんですね。
どんなジャンルの写真撮影でも体力は必要でしょう。

今回はポートレイトにおける体力と運動能力のお話です。
ポートレイトでなぜこの二つが必要なのか。
それは、手持ち撮影でリズミカルに動き回る撮影が多いからです。
もちろん、三脚を据えてじっくりと撮るポートレイトもあるでしょう。
ですが、多くのポートレイトでは、微妙な撮影アングルや構図の変更をすることがあり、手持ちで前後、上下左右に動くことが要求されるものです。

運動にたとえると、長距離走というよりは反復横跳びという感じでしょうか。
サッと動いて、ピタッと止まる。
この繰り返しですね。

1時間の撮影であれば、大半の時間がこの動きになります。
ということは、1時間持続するだけの体力も必要となりますね。

さらに、撮影時の体勢も身体に無理が掛かることが多いです。
撮影者が男性、被写体が女性という場合は、そもそも撮影時の基本となるカメラポジションというのは中腰姿勢くらいになるでしょう。

中腰姿勢で撮影しながら、フレーミングに応じて前後に動くので、体勢的にはちょっと苦しい感じです。

モデルさんにしゃがんでもらったりしたときは、撮影者もしゃがんだり地面に座り込んだりしながらシャッターを押します。
しゃがみながらカメラポジションを前後したり、少し高い位置から撮るためにひざ立ちになったり、また座ったり。
これも繰り返しです。

つまり、立つ、座る、中腰、ひざ立ち、場合によっては寝そべるなどを繰り返すといことですね。

以下の4枚の写真は、一つのシーンで良いアングルを探すため、自分が動きながら撮影していったものです。
時間にすると2分程度でしょうか。
その間に動き回って、よいアングルを探しつつ、シャッターを切っていきます。

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