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写真全体の情報量をコントロールする

1枚の写真を見ると、その中にはいろいろな情報があります。
情報というと分かりにくいかもしれませんが、要は画面の中にどんなんものが写っているかということです。

この中で一番大切なのはもちろんメインの被写体。
つまり、「これを撮りたい」「ここを見せたい」という部分です。

問題なのはそれ以外の部分をどうするかということです。
写したいというものだけを写すなら、被写体だけをアップにすれば良いでしょう。
でも、単に被写体だけを写したら、それは写真としては情報量が少なく過ぎるかもしれません。

例えば、タンポポの花を写すとして、それをマクロレンズで花だけをアップで撮ったとすると、それは大自然の中に咲くタンポポなのか、それとも都会の片隅に咲く花なのかが分かりません。
もちろん、タンポポの花のアップ(花びらなどの様)を写したいというのならそれでも良いでしょう。

でも、やっぱり被写体のアップだけでは写真として物足りないと思うことは多いものです。

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