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ポートレイトレクチャー「45.被写体に当たる光を常に意識する」

ポートレイト写真においては光が大切なことは言うまでもありません。
誰もが撮るときに光を意識していることだと思います。

ですが、その意識はどのタイミングでいつまででしょう。
撮る前の場所決めのときはもちろんでしょうけど、そのあとはどうでしょう。
モデルさんを立たせたとき?
撮影が始まったあとは?

撮影中は常に光を意識すべきなのです。
では、どの場面でどんな意識を持てばいいのでしょうか。

ここでは屋外での自然光撮影に限定してお話ししたいと思います。
もちろん、スタジオだろうが、屋外ストロボ撮影だろうが、光を意識すべきなのは当然なのですが、今回は屋外自然光でのお話です。

まず一番最初に見るべきは、順光か逆光か半逆光かということでしょう。
背景のとバランスを考えながら、どちらの光で撮るのかを考えて撮影場所(撮影ポジション)を選びます。

その次に、その場所でモデルさんにはどっちの方向を向いてもらうのかを決めます。
順光だろうが、逆光だろうが、常にモデルさんに当たる光は見続けることが大切です。

順光の場合には、顔にも光が当たりますし、ちょっとした顔の向きで顔に出る影の具合も変わってきます。
ですので、ここはとてもシビアに光を見続けることが必要となります。

では、実際に順光の写真、逆光の写真を見ていきましょう。

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