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あと5〜10年で弁護士の仕事は自動化されるよ

弁護士事務所の秘密保持契約書や業務委託契約書の自動化の仕事をしております。

弁護士さんが条文ごとにリスク判定をして、それをAIに学習させて同じような判定を出来るように調整する仕事です。

この仕事をしているから分かりますが、あと5〜10年で弁護士の仕事は自動化されることは間違いないと思います。

ただ自動化されることと、弁護士さんの仕事がなくなることはイコールではないと思います。

AIの精度がどんなに上がっても、100%の精度になることはあり得ません。なので、これは失敗出来ない契約書だ、という時、弁護士さんの最終チェックは必要になります。

また、データ数が十分にある秘密保持契約書などは、AIが弁護士さんと同等のリスク判定を高い精度で行うことは可能ですが、特殊なケースではデータが足りないの正しい予測モデルを作れません。

例えば、総合商社の石油インフラへの投資契約書などは、ステークホルダーも多いし、ケースごとにポイントとなる箇所が違うでしょうから、まぁ自動化出来ません。

このようにAIを育てるのはデータが全て!前回ブログに書いた、ホモデウスでも、人間至上主義からデータ至上主義に価値観が変わると主張していましたが、その通りなのです。

未来を予測するために皆さんもホモデウスを是非読んでみてください(^^)

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