調乳1つでも園によって違う話し
こんにちは、はなうたです。
小規模認可保育園の施設長を辞めて、違う会社で0歳児の担任をもつ保育士です。
慣らし保育も2週間目。段々と泣き声が減り、笑顔が増えている子どもたちの姿を見ていると、順応性の高さと逞しさを感じますね。
さて、今週の私の学びは、ミルクの調乳1つとっても保育園によってやり方が違って、やり方によってお子さまに合わせた対応がどれだけできるのかも変わってくるということ。
以前勤めていた保育園では、哺乳瓶や粉ミルクは保護者に持参してもらいました。粉ミルクは1回分を測って飲む回数分持参。哺乳瓶は園で軽く水洗いをして帰宅後に保護者に洗浄と殺菌をしてもらうスタイルでした。
今の保育園は全て園内で用意、準備をします。
保護者の日々の負担も相当変わってくると感じますし、何より私が学んだのは“ミルクは食事の一部”だということ。
お恥ずかしい話し、“食後のミルクはお昼寝の前”だと思っていた私。食後すぐはお腹が満たされているし、お昼寝の前に飲むことでぐっすり眠れる、と教わってきました。
今の職場で『寝かしつけのためのミルクではなく、ミルクは食事の一部という考え方なのですよ』と教えてもらいました。
モリモリ離乳食を食べる日ばかりではありません。特に0歳児は初めての集団生活、体調を崩しやすい時期でもあります。
その日の体調や食欲に応じてミルクの量を調節し、その子に応じて食後すぐだったり、少し時間を開けて提供する。そこまでするのが保育士の専門性であり私たちの大切な仕事なのです。
粉ミルクが園に無いと量の調節はできません。環境が整っていないと、出来ることも限られてくるのだと実感。
保育者の負担軽減も大切だけど、大切な部分まで無くしちゃいけないし、これからも私は『子どもにとっての最善』を常に追求していきたい。
感染症が流行りつつあります。疲れを溜めないようにリフレッシュして元気に過ごしていきましょうね❀
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