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『わからないままの通り雨』ー詩ー

パラっと雨が降ったんだって
そう思ってた

キミが怒った理由がわからなくて
でも知りたくて
仔猫のようにキミの後ろを
トボトボ歩いてる

むしろキミが好きで
惑星の一つでも
プレゼントしたいのに
なんならこの先のボクの時間は
キミに捧げて
200歳まで生きてもらいたいのに

キミの涙って気づく頃には
とっくにそれは消えていて

歩くことを止めたら
キミが遠く小さくなって
わからないまま
心はしぼんで

ボクの足元に雨が降り出した

✴︎✴︎✴︎

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#詩 #poetry #lyric

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