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ソルティ・ドッグ

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塩日記2020
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#コンテンツ会議

「私のもの」として磨きあげてゆく

人の作品を自分なりに解釈し、自分の言葉で伝えなおす作業は、その作品をより深く理解することであると同時に、他者のまなざしの中で「私の言葉」「私の感情」に出会いなおし、「私のもの」として磨きあげることだと思う。「私のもの」とは、作者に成り代わるという意味ではなく、作品を私の血とし肉とし魂としてゆくということだ。 これは、入谷聡さんが開催されていた非公式投稿企画「磨け感情解像度」に参加するために、「だから私は「馬と鹿」を聴く」を書き下ろしたときにも考えていたことである。 自分の

そうだ、少女漫画を読もう!

(紹介追加 4/6) 年明け一発目に書いた「ハニレモにドハマりしたんだがとりあえずまじで三浦界の顔面がやばすぎる」とさけんだだけのnoteがもう少しで1,000ビューになる。 閲覧数が4桁になっている記事なんて編集部におすすめしてもらったものしかないのにこの記事は本当に摩訶不思議と思いつつ(後半はだらだら日記を書いたから有料だし)、なんだみんな少女漫画大好きなんだな!??!?と都合よく解釈しているので、愛すべき少女漫画を列挙しようと思う。 漫画のおすすめ記事を見ていると

どこめざしてんのと訊かれても答えられないけど、私は音程を取りたい。

 自宅から目と鼻の先にカラオケがあるので、暇さえあれば歌いに行く。  平日は一時間、休日は満足するまでと決めているのだけど、たまに平日でも、うっかりしていたら三時間経っていたりする。同じ曲で。  我ながらすごい集中力というかなんというか。  歌がうまいのかへたなのかの二択なら、へたである。  いや、ほんとへた。  というのも、一度音を外すと外した音が気になって、そのまま軌道に乗れなくなるからだ。歌だけじゃなくて、習っているチェロもそうなんだけど。 思ったように音は出ないも