虫と回文 やや長文多め
虫をテーマに回文を作り始めて第4弾。
マイナーな虫やら、外国の虫やらのメンバーが増えてきました。
回文を作っていて、しみじみ「言葉」って不思議だなあ、日本語ってすごいなあと思います。
ひっくり返しただけで、意味のある言葉になったり、動詞を含んでいる虫もチラホラいて、そんな名前と出会うと「よっしゃ!かっこいい回文作ってやるぜええ」とテンションが上がります。
今でも、自分で撮ったお気に入りの虫の写真をつけられて楽しいですが、将来的に、自作の回文にイラスト描いて付けたいなーなどと夢(野望)が膨らむ今日この頃です。
31)蛍の見た田 実るた穂
(ほたるのみたた みのるたほ)
32)ゲンゴロウ、通路来んけ
(げんごろうつうろこんけ)
33)惜しむ利得や シャクトリムシを
(おしむりとくやしゃくとりむしを)
34)鷹は栗木 この洞(うろ)の隅 見ず呪うノコギリクワガタ
(たかわくりき このうろのすみ みずのろう のこぎりくわがた)
35)糸2本目あれば晴れ? アメンボに問い
(いとにほんめあればはれ あめんぼにとい)
36)4時かウスバカゲロウ それ走路 ケガは数ヵ所
(よじかうすばかげろう それそうろ けがはすうかしょ )
37)どうもグンタイアリだ 語り合い「団組もう」と
(どうもぐんたいありだ かたりあい だんくもうと)
38)いざ鍋だ! フンコロガシ叱ろ「昆布食べなさい」(いざなべだ ふんころがししかろこんぶたべなさい)
39)峠、狼煙、オケラ開け お城のゲート
(とーげ のろし おけらひらけ おしろのげーと)
40)箸貸すオオスカシバ(はしかすおおすかしば)
(写真はオオスカシバ)
意味不明な作品も多いです。
しかし、虫が鍋食べてたり、オケラが城の門番をやってたり、突拍子もない情景が浮かんで楽しい。
虫の回文作りにすっかりハマりました。
皆さまも自分の好きな言葉をひっくり返してみてはいかがでしょうか。そこには「素敵な偶然」が潜んでいるかもしれません。
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