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留学の準備についてあれこれ思うこと

マレーシアには何度か訪れたことがあったが、ジョホール・バルは未知のエリアであった。
以前、夫がシンガポールで働いていた時にシンガポールに遊びに来たことはあったが、橋を渡ってマレーシアまでは来なかった。

しかしながら、シンガポールからも近いし、クアラルンプールの郊外くらいなもんだろう、と軽く考えていた。
コロナもあって、学校も街の様子も住む家もエリアも何もかもすべてオンラインで決めなければならなかったご時世であったが、なにしろ軽く考えていたため、日本にいる時はまったく不安を感じることはなかった。

が、学校の入学手続きと家の契約を頼んでいたエージェントが、何というか、一言で言い表すととても頼りないのである。
学生時代に利用した留学エージェントはそれはそれはしっかりとフォローしてくれ、準備からメンタルケアまですべて先手を打って対応してくれた。
今回もそのノリでいた私であったが、なにしろ連絡も対応も遅い。聞いたこと以外は一切やってくれない。
土地勘がない私は若干の不安を覚える。
さらに、せっかちな夫にもせっつかれ、質問しても質問しても返事が来ない。国際電話も何度したことか数えきれない。
日本にいながらマレーシアの洗礼を受けることになる、と言えばまとまりはよいが、日本人経営のはずではあるが、完全に現地のペースに馴染んでいるのである。その善し悪しはここではポイントではないので割愛しておこう。

ここで書き出すとただの愚痴になりそうなので割愛するが、要するに信じられるのは自分とこちらに来て仲良くなった同志だけ、ということである。
誰かのせいにしてしまうのは簡単だし、自分も嫌なのでそこは置いておいて。の話をすると、はじめての土地、はじめてのことをする時、はじめて契約したものはだいたい失敗するという前提と気持ちの余裕を持っておいてほしい。
家のエリア、wifi契約、携帯の契約など、こちらに来て早々に決めなければならないことが矢継ぎ早に押し寄せてくる。下調べをしては行くものの、やはりはじめはだいたい失敗するものである。
私の場合は、最大手なら間違いないと思って契約した会社が、実は私が住んでいるコンドミニアムではなぜか繋がりが悪いという事実があったり、通信会社の料金プランなんてどこも似たり寄ったりだとたかを括っていたら実はそうでもなかったり、エージェントに車なしで生活するならここしかない、と言われて住んだエリアが実は車がないと不便だったり、違うエリアに住みたいと言ったがそこには家がないと言われたが、実はたくさんあったとか。。(そのエージェントで紹介できる家がない、という意味だったと後々知る)

下準備はとても大事。でも現地に来てみないとんからなあことがほとんどで、最初に契約したものはだいたい外れる。当たったらラッキー🤞くらいの心の余裕をぜひ日本から持参してほしい。
失敗続きで未だ色々な問題と戦っている少しだけ先人の、精一杯のアドバイスである。
月並みか💦

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