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『公共哲学入門』 10/17 院ゼミ

思想史の歴史

・どのように思想史を位置づけるのかは、各々によって違う

功利主義
↓ 批判
ロールズ
・政治哲学の復権
↓ 批判
● リバタリアニズム
・ネオリベラリズム(経済学)はもっと早くからある。リバタリアニズムと結論が同じことが多いからよく一緒に語られる
● ケイパビリティ・アプローチ
● コミュニタリアニズム

なぜ、コミュニタリアニズムが描かれていないのか?

齋藤先生:アーレント研究者
・自由と複数性の捉え方の中に、コミュニタリアニズムは含まれないと考えている(避けた論述になっている)
 =小林先生との公共哲学の理解の違い

● 「共同体」の捉え方の違い
・コミュニタリアニズム:閉鎖的コミュニティと開放的(リベラリズム)コミュニティという区別

前の著作の齋藤先生の『公共哲学』
・4つのポイント(official, common, open, ?)を推していた
・今回の著作ではオープンであることが前面に推しだされていた

アーレントについて

・間主観的な権力とは何か?
 ・間主観的:相手のことも考えた相互的な関係
・間主観的な権力は、ポジティブな権力(パワー)とも捉えることができる
 ・市民が集まって政治に反映させるパワー

アーレントの理解では、政治社会の諸制度やそれに基づく統治は、このような間主観的な権力による支持があるときに正当なものとして維持されうる

p.59

「みんなの意見の支持があるとき」ではなく、「みんなの意見という権力(?)の支持があるとき」というところに注意
なのだが、よく分からなかった

センについて

・経済学の中に道徳的・利他的なものを蘇らせた
・センの幼少期の体験(インドの大飢饉)は研究に大きな方向性を与えることになった
 ・私の見解あってよかった〜w

おまけ

先生、ひろゆきの対談してたんだw


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