旧藏内邸の花活け・3月

画像1 お雛様の展示も22日で終わります。華やかなお雛様が片付けられると何時も淋しさを感じます。花餅はお花を替えながらお客様に見ていただき、初めて見る方も多く喜んで貰えて良かったです。今週はボケを活けています。庭で咲いている姿を壺に移したようにボケらしさを表しました。花が季節の移ろいを語ってくれます。
画像2 ボケの三種生です。これもボケの自由な動きの枝振りを生かして、タニワタリとカラーを合わせています。
画像3 緋寒桜は赤い派手な花なので今までは余り使わなかったのですが、お雛様の展示に合わせて華やかなのも良いかと思い活けました。配材にも心いれをして、白や紫、スカシユリも蕾のままでいて欲しかったのですが、2日後は写真の様に成りました。主材に花を使うと手直しが大変です。本当は毎日でも手を入れたいのですが、体がついていきません。