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2023年度の収穫記録

年度末ですね。
note書きたい、note書きたい……とうずうずしていて、やっと手が動き出しました。
今年度はキャリアに迷い悩みながらもいろんな「収穫=身に付けた新しい考え方」があったので、ちょっとまとめてみようと思います。


はじめに:新しい考え方を学んだ1年

私は社会人になってから(なんなら就活やそれより前から?)ずっとキャリアに悩んでいました。今から1年前くらいに、自分ではもうどうにもならん!何とかしたい!と思って、POSIWILLのトレーニングを開始しました。

「元々、対人支援に興味がありながら仕事にできていない」という気持ちを整理するのがトレーニングを受ける目的の一つでもありました。そこで、トレーニング後はキャリア支援者を目指す認定講座を受けることにしました。

講座は「支援者」になるためのものでしたが、講座を通して、まずは自分自身のキャリアと向き合うことになりました。講座終了後も「自分はどうしたいんだろう?どうしたらいいんだろう?」と自分に向き合いまくっていた1年だったと思います。
(そしてこれからも終わりはないです!)

この1年で肩書きが変わったとか、転職、副業を始めたというわけではないのですが、いろいろと「新しい考え方」を得ることができたなと思い、せっかくなので“収穫記録”として残そうと思います。
トレーニングを受けたのが年度初めだったので、年度区切りでちょうどいいなと思い、3月末、noteを書いています。

5つの収穫!

「収穫=身に付けた新しい考え方」は今思いつく限りで5つもありました!
欲張りに全部書きます。

1.スモールステップ

目標達成のためには
①理想や大きな目標を掲げる→②現状を把握する→③理想と現状のギャップを把握する→④ギャップを埋めるための「最初の小さなステップ」からクリアしていく→⑤成功体験を積み重ねる
という手順が必要です。
スモールステップは④の「最初の小さなステップ」という部分を指しています。ベビーステップとも聞いたことがあります。

これはトレーニングで初めて教えてもらい、キャリア支援の講座でも何度も出てきました。

これまで私は、理想を考えている間は楽しいけれど、憧れや理想にすぐ届く訳はなく、何も変わっていないと気が付いて落ち込んでしまうことがよくありました。
いきなり大きなことを達成するのが難しいのは考えてみれば当たり前なのですが、身に染みてわかっていなかったようです。小さなことからやるしかないという、言ってしまえば現実を知らされました。

でも、厳しい現実ではあるけれど、小さなことからできるようになっていくことこそ楽しみどころという考え方も知りました。下に続きます!

2.過程を楽しむ

トレーニングでも、講座の中でも、「楽しんでやっていきましょう」という声かけが印象的でした。

今まで生きてきた中でも「楽しんでやる」ってたくさん聞いてきましたが
そんな風に考えるなんて無理!と思っていました。
参考書を買って取りかかるけど、残りの膨大なページをぱらぱら~っとめくって、気が遠くなる感じです。

そうではなくて、「1問1問できるようになる過程を楽しむのが大切」
(心から参考書をマスターしたいと思うなら)それをやるしかないし、
むしろそれを楽しまないともったいない。
(楽しめるようにある程度の余裕を持って取り組むのも自分にとっては大事かもしれません)

「できなかったことがあったとき落ち込むのではなくて、スキルを一つ一つ獲得して敵に挑むのを楽しむRPGだと思えばいいだけ」という考え方とも似ている気がします。

今でも理想に届かない自分の現状に、無理だ~!と思うことがありますが、
「いやいや過程こそ楽しめ~」と思いだすことができるようになり、楽しいような感覚も少しわかってきました。
スモールステップでやるしかないとわかったからこそ、意識できたのかもしれません。

3.小さなことからやって、振り返る

スモールステップの一歩目を決めても、一歩目に至るまでに実はもっとスモールなステップがあって、ほんとうに一つ一つクリアしていく意識が大切なんだなと実感しました。

そのステップというのは本当に些細なことでした。
例えば、何かやろうとするときに引っかかることがあるなら、その引っかかりについて、聞けそうな人に聞いてみる。
なんなら、聞こうという気持ちになってみるだけでも、よかったです。
「聞こうとしても聞けないな」
「というか、聞いて解決したいと思う程、やりたいと思っていないんだな」
ということに気付けて、軌道修正ができたことがありました。
一歩進むと次の一歩が想定から変わることも大いにあるんですね。

大切なのは、ちょっとやってみた後でどうだったかを振り返って、次に活かすことでした。

4.価値観の言語化は大切

キャリア支援の講座を通して、対人支援をするうえで、自分がキャリア自律できていないままだと、自信を持って支援できないことがわかりました。
キャリア自律のために、まず自分の価値観を言葉にして言えるようにしようと考え、過去の出来事を書き出したり、友人やキャリア支援仲間に話してフィードバックをもらったりしました。

価値観を言語化しておくと、
やりたい、やりたくない、という気持ちに素直になれる気がしました。
例えば、嫌だ!と思ったときに、価値観に反しているからそれはそうだなと分かるし、
やりたいことや頑張りたいことがあるとき、価値観に沿ったことをやるのだと思うとアクセルが踏みやすいと感じます。

5.好奇心を持つ

キャリア理論でよく大事だとされる「好奇心」
(キャリア構築理論や計画的偶発性理論に出てきました。復習。)
みんなが大事だと言うので、ふーんと思いながら意識するようになりました。

意識していて最近何となく気付いたことがあります。
モヤモヤすることがあったり、これは違う!という状況に出くわしても、
周りへの興味は閉ざさない方がいいということです。
言語化しきれていませんが、もっとモヤモヤ状況に陥る気がしました。

周りに興味を持つと、尊敬とか感謝の気持ちも持てて、すると周りの人がこちらを見てくれる気がしました。
人とのつながりを作るのに苦手意識がある私はこれが足りなかったのかなと最近考えています。
(本来はチャンスに出会うために好奇心が大事という意味だと思いますが、ずれてはいなさそうです)

具体的な例を書けなくてとても抽象的になってしまいました!

どんな1年だったか

冒頭に書いたように、仕事などの変化はなかったのですが、これからどうしていきたいかが以前より明確になりました。
新しい考え方を学んで、じっくりですが状況はアップデートされていると思います。

私は慎重派でよく考え込む人間でそれはなかなか変えられないのですが、自分の中でぐるぐるする状態から、小さな行動をしては振り返るようになったことが大きいと思います。

小さく小さく、引き続きやっていこうと思います!

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