ペラッペラ人生:朝食
少し番外編の様な話になるかもしれませんが
最近というか大人になってから思い返したおかんってすげぇなぁって話です。
花岡です。
このnoteではお芝居の事や、漫才をやっていた時の事、今後のコロナとの付き合い方、たまにふざけまくった文章なんかも投稿しております。
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単純にご飯食べながらふと思ったことで、人の家庭の事情何か分からず、自分の家庭が一番普通の家庭なんだろうなと思って育ってきた僕が大人になって思ったことです。
子供の頃は、家に埃が落ちてる家なんてないと思っていたし、出したものは出した場所へ返さなければ怒られるものだと思っていた。
僕が脱ぎ散らかした靴下は気が付いたら洗濯機の元へと移動していたし、そういうものだと思っていた。
友達の家でちらかってる家があって、あれ?おかん片づけないの?って思った。
学校がある日は例外やけど、朝ご飯、昼ご飯、夜ご飯がちゃんと決まった時間に食べるのは普通だと思っていた。
決まった時間に起こされるのも普通で学校に遅刻してくる人の意味が分からなかった。
食べたいお菓子がテレビ台の下に毎日おかれているのも、喉が渇いたら冷蔵庫に行けば確実にジュースかお茶があるのも普通だと思っていた。
全部おかんのスペックがすげー高かったからなんだなぁって大人になってから分かった。
いや、花岡家の両親はスペックが高い。おとんもおかんも。そして、大阪で10年くらい妹と二人暮らしをしたが、妹もスペックが高い。おかんゆずりなのか妹の部屋とリビング、廊下で髪の毛一本見たことがなかった。(僕の部屋は陰毛だらけ)わしだけ生活力スペックが著しく低い。ホンマにこの家の子供かって思うくらい違う。
朝食の話ですが、他の家の朝ご飯がどんなものか知らないし、聞いた事もないのですが、花岡家の朝食はおとんが米やみそ汁、そして簡単な1、2品、おかん、妹、僕がトースト。それかホットケーキでした。
おかんはおとんの為だけにご飯を炊き、お味噌汁を作っていた。前日の残りとかもあったかもしれんけど、とにかく僕らと違うメニューの献立を作っていた。
僕らはトーストでも、僕とおかんはマーガリンを塗り、妹はマーガリンが苦手なので、チョコの塗るタイプのやつを塗ってた(美味しいから指ツッコんで舐めた時めっちゃ怒られた)し、飲み物は妹とおかんはコーヒー、僕はココア、オトンは熱い緑茶とバラバラ。
これって毎朝やろうと思ったらめっちゃしんどいですよね。僕がおかんなら「全員米食え!」ってなる。飲み物も「麦茶でええやろ!自分で作れ!!」ってなる。
けどおかんはこの面倒くさい事を、少なくとも僕が大阪に出て来るまでの18年間やり続けたわけでしょ?エグいよね。
夕食だって18:30前後には絶対揃って食卓に並んでた。お米、汁物、おかず2、3品。僕やったら一品でしんどなる。むしろ「みそ汁作ったで!褒めてくれ!上手いやろ!?美味いやろ!?どや!?」ってなる。当たり前ちゃうぞアピールめっちゃしてまう。
おかんが偏頭痛でしんどい時はおとんが変わって簡単な朝ご飯を作ってくれた。おとんの焼くウィンナーは死ぬほど美味かった記憶があるし、今でも実家に帰ったら作らせている。笑
ウィンナー焼くくらい誰でも出来るけど、おとんが作ったという物珍しさポイントがデカすぎて美味いんでしょうね。
今日は母の日なので、LINEを。
母の日ありがとうと送ると、逆に食べていけてるかの心配をされた。
なんとか!ななな、なんとか!頑張ってる!!!
そして、今花岡家のグループLINEではおかんの寝言の音声データが大量に送られていている。はっきりとパートの仕事の愚痴を寝ながら言って、それを毎朝の楽しみのように録音しているおとん。
ずっとこんな家族でいてほしいですな。
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