一途な想い

一緒になったひとを一生涯想いつづける。  決して簡単なことではない。

日曜日に事業所の外側の剪定をしたところ、中途半端な感じで帰宅してしまい、翌日は雨で剪定ができないので、なにかプランターカバー的なプランツはないか?と検索していたところ、うちの周りに生えている苔のような植物が実は多肉植物の仲間であることがわかり、それを取りまくり、

事業所の外側のごみステーション前に植えた。這うタイプのやつで、そこそこ広がっていく。はずだ。

お隣さんが高齢の方なのですが、以前に事業所があった場所まで通っていたらしい。それは私が出入りしていなかった頃の話だ。代表が顔が広い方で、いろいろな方とすぐに友だちになってしまうような方で、夫とふたりで、よく代表が入れたコーヒーを飲んでいたのよ、と、お話ししてくださって、私は「コーヒー、できますよ!」と、コーヒーメーカーをいじりはじめた。

本来なら話し相手になるべきなのだけど、剪定があり、申し訳ないが剪定を優先してしまった。。。

片手間ではあったけど、話しを聞いていると、この事業所を良く思ってくださっていて、誰かの記憶に残ることをしていたのだな、代表は。と思った。

事業所。私はハーブ教室をきっかけに事業所へ行くようになったのだけど、1年もしないうちに突然解除された。入札で非営利団体が営利団体に負けるという不思議現象が発生して、いわゆる『登り坂、下り坂、まさか』のまさかが発生した。それまでいた10年の実績は、その新しく入ってきた営利団体が

全力でパクってる。。。
こういうのを厚顔無恥というのだと思う。。。
元ネタ10年分あるから便利。。。

。。。という珍事があって、今までいた新めの建物から、急遽庭付きのひとんちへ。。。何をどういじってもいいよ!という話で、いろいろ手入れをしているのだが

全力で怪しい。。。新参者ですからね。。。

だから、新めの建物に事業所があった頃のことを知っている方というのは、ありがたい方なんですね。なぜなら

突然わけわからん出入りが発生してるから!
しかも、公共施設にいたのが、
ひとんちだからー!!!
怪しいー!!!
でも、なんかどんどんきれいになってるー!

N氏「なんか、ここ宗教団体だと近所で思われてるらしいよ。マジ、ウケる!」
代表「そうなの?じゃあさ、僕が教祖やるから、HANASHIMAさん、巫女さんやらない?」
私氏「絶対嫌です」

。。。まぁ、あるよね。。。今は人を疑わないといけない世の中になってしまったのは事実だし。

。。。という流れがあるので、協力している。でも私も普通に用事とかあるので、時間があったら的な協力するというやつだ。

剪定をしていて、そろそろコーヒーできているかな?とコーヒーメーカーを見たらできていて、コーヒーをサーバーに移してお隣さんへ持って行くと、話しをしてくださった方が気がつき、玄関先までコーヒーサーバーを持っていくと

すぐ見えるところに遺影があり、そこに最初にコーヒーサーバーをあげていた。。。

そんな。そうだったんだ。
事業所の想い出は、この夫婦にとって
良い想い出。

以前の事業所のあの場所やあの時間は

誰かにとって経営に変わってしまったのだけど、10年前から通っていた人にとっては

今はいない人との大切な記憶。

今、あの場所にある事業所は居抜き物件的な感じで、擬態のように存在しているけど、たとえその場所へ行く必要がなくなっても

このコーヒーを淹れることで

誰かの大切な記憶は、ずっとずっと

永遠の記憶になる。

永遠に良い記憶だ。護られるんだ。

こういう光景を目の当たりにすると、テレビドラマの不倫とか、ニュースでのエロ事件報道とか、すごくペラいと思う。人間がペラい。パラフィン紙よりも、オブラートよりも

人間がペラい。

というか、人間じゃない。ケモノ。フリースタイルケモノ。

たくさんのお菓子の差し入れをありがとうございました。みんなで分け合って、いただきますね。

あなたにも永遠の良い記憶を。

thank you!

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