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葉菖蒲

今日は端午の節句。菖蒲湯ですね。

まぁ、昔からつづいていたことは、たいていやっておいたほうがいいパターンが多いような気がします。

スーパーマーケットで柏餅と中華ちまきを買ってきました。たぶん、中華ちまきは違うような。。。というのが正直なところありますが、たぶん笹の葉に包んである餅米を使ったなにか。という部分でOKなのかなぁ?というのがありますね。間違っているかもしれませんが、正解は餅なんだろうな。。。と。それだとトゥーマッチになるから、違うやつにしておけ的な。。。

まぁ、ささやかなものですよ。世の中は連休ですが、この連休で出掛けたのは、私の数少ない友だちとふたりで、ホテルでケーキセット食べた後、御朱印を頂くために神社へ行った

だけです。。。

あとは日々の楽しみとして、ホームセンターで花を見たりしました。今はバラの季節で、蔓性日々草がかわいいです。紫色のバラでなかなか素敵なものがありましたが、考え中。。。いろいろ調べたりしたいのですね。衣類とかだと即決しますが、本とか植物になると、うーん。。。なんですね。しかしながら、フウセンカズラとムーンフラワーの種は買ってしまいました。。。

それで、本日は菖蒲湯で葉菖蒲なんですが、結果的に花屋さんで買うことに固まりました。一昨年まではスーパーマーケットで購入していたのですが、1円でも安く!のマインドだとスーパーマーケットになるのですが

花屋さんの葉菖蒲は、私にとっては別物でした。菖蒲湯の最重要部分は根なのですが、この根の部分の太さが別物レベルでした。だから去年から花屋さんで葉菖蒲を購入しています。

私は葉菖蒲用にまな板と包丁を用意しています。まな板は100円均一の少し厚さがあるタイプで、包丁は切れるのに使っていないやつです。まず、葉菖蒲を根から15cmくらい剪定はさみとか、はさみ系でカットします。それを包丁で刻みます。これは好きずきですね。私は斜めに3mmから5ミリmmくらいに刻んでいます。それで、根元の方のピンク色の部分を2カケ残します。

このピンク色の2カケは、更に刻んで、おちょこ半分くらいのみりんに漬けて、置いておきます。香りを移しているのですね。菖蒲酒。お屠蘇の親戚みたいなやつです。

刻む前に、お湯を沸かします。私は植物専用のティーポットを用意して、そこにお湯を注いでポットを温めます。そのポットを温めている間に葉菖蒲を刻むと、いろいろちょうどいいんですね。

それで、ポットのお湯を鍋に戻して、刻んだ葉菖蒲をお茶パック(大)に2つに分けて入れて、鍋のお湯をポットに戻します。もうね、本来ならジャンピングした方がいいのはわかっているのですが

めんどくさい。。。

ここまででも、相当めんどくさいことをしているけど、ジャンピングの後片付けがめんどくさい。

それで、お風呂が沸いたら、葉菖蒲のエキスを出したポットのお湯と、お湯パック2つを投入。ひとつだけ残りの葉を残して、あとの葉菖蒲を輪ゴムで止めて、投入。

それで、少しだけ菖蒲酒を口に味見して『いい香りだな』と思い、キッチンカウンターに放置。

それで2番風呂に入って、頭まで浸かって、お茶パックをなんとなく頭とか肩とか擦ったりしました。肌の弱い人はやらないでください。

やっぱり、菖蒲湯と柚子湯はいいですね。

邪気払い。。。

柚子湯のエキスも私は上記の方法でやっていますが、他にいい方法があるかもしれません。菖蒲湯は、そのまま葉菖蒲を浴槽に投入するよりも香りかいいと思っていますが、ただの自己満足かもしれません。

1年に1回ですからね。

それで風呂からあがると母が

「キッチンにコップが置いてあったから、洗うのに流したら、なんか入ってたんだけど、ダメだった?ごめんね」と言われた。。。

うわぁ、やられた。。。と、思ってけど、今日地震があったから、そちらに住んでいる方の不安を考えると、私の残念感なんて塵みたいなもので。小さな悪いことで済んで、ありがたいことで。

地震は人事ではないので。日本に住んでいる以上、地震のことは震度5までは体験しているので。スーパーマーケットとコンビニエンスストアでの食料買い占めの現場は、コロナウイルスの行動制限の時期とも重なる部分があったなと。地震の時は、母がまだ元気で、今日は食パンと牛乳が手に入ったね。ありがたいね。今日買えなかった人は明日買えるといいね。とか、毎日そんな『今日は普通に手に入るものが買えた!』って、ありがたかった。まぁ、今は電気オーブンでパンを作れるようにはなったけど、最終的には火なんだろうな、とか。周りでも土鍋でごはん炊けるようにした方もいたし。

そこなんですよね。

怖かったね。だけでは終わらない日本なんです。最低限、水とクラッカーの用意なんですが、ずいぶん前の話ですが、戦後を体験した方から、なんか話しかけられて。病院だったので、まったく知らない人から話しかけて、聞いていたのですが

ビスケット1箱でも、自宅に常備する習慣があると、気持ち的に違う。という内容の話だったのですが、あの震災をほんとうにたいへんだった東北ではなく、関東で体験して

人間の本性のようなものを見たような気がしました。それは私の中にもあるものですが

護るほどのものも人も、たかが知れていて

ミネラルウォーターの奪い合いは、いろいろと考えさせられるものがありました。。。たぶん自分よりも子どもとか家族のために、ミネラルウォーターの奪い合いがあったと思うのですが

。。。実は私が住んでいるところは水質が良くて、水道水は普通に飲めるレベルなのですが、富裕層が次々とウォーターサーバーを震災後購入していました。。。水道が使えなくなったら配給されるはずなのですが、その時は富裕層が正解!になります。

が、ウォーターサーバーの水の奪い合いが絶対的に発生するんですよね。。。結局、どんなかたちでも奪い合いから逃げられないのだと思います。

私は身軽なので、今はパン作ったり飄々としていますが、家庭を持ったら、こんな飄々とした生きかたはできないと思っています。責任を伴う生きかたは、いろんな意味で身重です。奪い合いをしてでも家族に食べさせたり、毎月のいろいろな支払を期日までに納めないと、自分も家族も後ろ指差されます。

生きるって、たいへんだけど、小さなしあわせがわかるようになっていくと、はじめて余裕が出てくる可能性があると思います。

地震があったので、予定していた内容が変わってしまったけど、本日地震があったことの記録として。

石川県珠洲市 震度6強

母の実家があるところ。どうかみなさま、ご無事で。私はここで願っています。

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