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【薔薇王の葬列】ケイツビー尊い芸人、脈絡なく語りまくる

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『薔薇王の葬列』を未読の方には何のこっちゃな話ばかりで本誌ネタバレも含みますので、可能ならば原作に触れてから読み進めていただけたら幸いです。
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アニメ化決定のニュースが目に飛び込んできたとき(2020.9.16)は文字通り狂喜乱舞し、毎日のようにケイツビーについての萌え語りを聞いてくれている友達と喜びを分かち合った。

思い返せば仕事終わりにふらふらっと書店に立ち寄ったとき、哀しい眼をした褐色超絶イケメン(後にケイツビーと知る)と、凛々しく中性的な御顔立ちのショートヘアの主人公リチャード様が描かれた菅野文先生の直筆色紙、そして先生の画集『荊棘の棺』の表紙の強烈にファビュラスなインパクトに惹かれ、既出の単行本全巻と画集を大人買いした。これが薔薇王の葬列との出会いである。

翌日の仕事のことも忘れてドキドキしながら一気に読み進め、筆舌に尽くし難い苦しみを味わうリチャード様のあの決死の覚悟の名場面で幕を閉じる7巻を読んで「とんでもないものを読んでしまった」と溜め息まじりにつぶやいたその夜を、今でも鮮明に覚えている。

かくして薔薇王おじさんになったわたしは、単行本のケイツビーの出るシーンに付箋を貼りまくり、同僚や後輩に単行本を貸し出し、仲良くしてくださった絵描きさんや友人に布教しまくった。毎日昼食のときにケイツビーについて脈絡なく語るわたしの話を親切にも聞いてくれる同僚も、今では薔薇王沼に落ち、アニメ化の続報を血眼で待ち望んでいるソウルメイトである。

ここに書き連ねる言葉の数々はすべて「ケイツビー尊い」の一言に集約できるが、薔薇王の葬列に出会ってから今の今まで心にためてきた思いを、自分の振り返り用も兼ねて見える化していきたい。

 菅野先生の色紙で一目惚れしてワクワクしながら帰りの電車で1巻の裏表紙に目をやると、1巻のハイライト載ってて、そこに体格差のあるケイツビーが自傷行為をするリチャード様の手を取って抑止する場面があるのだけど、その時点の印象としては、従者さん最高だけどやっぱヘンリーとリチャード様が大本命なんだよなぁなんて思っていた。

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ところが読んでいくうちに、ケイツビーのあまりの不遇さにどんどん判官贔屓というかものすごい声に出して応援したくなる感が湧き立ってきて、酒場での主語を伏せた告白シーンでケイツビー尊さがメーターを振り切って、10巻のあのとてつもない語彙力消失シーンを経て、完全にケイツビー尊い芸人が仕上がってしまったのである。

唐突だが、リチャード様の心の移り変わりを振り返りたい。
ヨークパパへの絶対的な愛
セシリーママからの虐待と愛情への憧れ
壮絶な父の死から無垢で無邪気な羊飼いになりきるヘンリーへの初めての恋を知る
アンちゃんの優しくて清く美しい人柄にほっこり
エドワード王子の一方的かつ純情な愛に振り回される
年少さんのバッキンガムからも身長抜かれても猛アプローチでセクシュアルな悪の華が開花
現れたティレルの存在とバッキンガム公の名前(=ヘンリー)で初恋大本命のヘンリーとの思い出をダブらせて心乱される
・・・と、とにかく心が揺らめいている。
王家の争いとか、自身の両性具有の身体のコンプレックスや苦悩、セシリーママからの虐待といった殺伐とした背景の中で、リチャード様の恋愛感情に注目するとどうやって人格形成されたのかがめちゃくちゃ美麗かつテンポ良く描かれている。

正直言えば、10巻のあの壮絶な「欲しい」のシーンまでは、あーもうリチャード様は誰とくっついても尊いわーとか癒されながら読んでたんだけど、ほぼケイツビーが主役になってる11巻〜現在に関してはケイツビーのことを考えると冗談抜きにして胸が締め付けられる。

前置きが大変長くなってしまって恐縮だが、とにかくケイツビーの魅力をより多くの方に認識いただきたくて、ハイライトになるシーンや、ケイツビーあるあるを羅列してコメントを添えたい。

・荒くれ者どもと同じ部屋で寝なければならない宿でケイツビーがリチャード様を守るために腕に抱いて眠りにつくシーン
→ファンの間では通称「壁」といわれる。

・森を駆けていたリチャード様が足を怪我されてケイツビーがお姫様抱っこするシーン
→わたしの中ではこれは、尊さのトリプルアクセルになってる。なぜかといえば、アンちゃんとのスケート遊びでアンちゃんにひざまずいて王子様のごとく接していたリチャード様が、あとでケイツビーにひざまずかれて足の手当てをされて、さらにお姫様抱っこされるという神展開となっているからである。このシーンでわたしはケイツビーの白いシャツになってリチャード様の足を包みたいと本当に本気で思った。

・いよいよヘンリーと決死の覚悟で結ばれようと決めたリチャード様に鬼の形相で立ちはだかるケイツビーのシーン
→ヘンリーに似た死体を用意してしまうケイツビーの手際の良さよ。冷静に考えて一番えげつないことしてるのはケイツビー。このときのケイツビーは、リチャード様の初恋を叶えてあげたいけどどうしてもそれが叶わない運命だから、ヘンリーとの関係を断ち切らせるためとはいえ最もリチャード様にとって残酷なことをしている。愛するからこそ残酷にならざるをえない。後に上司のヘイスティングスの首を跳ね飛ばすし、とにかく徹底した現場主義で、自ら手を汚せてしまう必殺仕事人ケイツビー。尊いが過ぎる。

・子エドワードちゃんなど子供たちに懐かれるママみとヘアメイクと演技力の高さ
→さすがリチャード様に添い寝したり雪だるまを作ったり髪を切ったりお洋服を着せてきただけあって、リチャード様のドレスアップやメイクだけではなく、自らも亡霊を演じて観た者を狂わすほどの怪演を見せるケイツビー。そして道を歩くだけでも子供たちに懐かれちゃうケイツビー。いいケイツビーってやつは子供に好かれちまうんだ。ケイツビーも歩けば子どもに出会う。

・みんなの知恵袋ケイツビー
→リチャード様のことで悩んだ時に真っ先にみんなが声をかけるのはケイツビー。
鬼の形相でつっぱねられちゃうけど、バッキンガム公もリチャード様のお身体の秘密を探りたいときにケイツビーに質問したし、アンちゃんがリチャード様との夫婦仲がうまくいかないときに相談したのもケイツビー。そして尊いの天元突破したのは、子エドワードちゃん(赤薔薇ランカスターのエドワード王子とアンちゃんとの間の子供)が泣きながらケイツビーに思い悩んでることを打ち明けるシーン。わたしこれ本誌で見た翌日、同僚との昼食で延々と萌え語りました。(いつも聞いてくれてありがとうございます。)

名場面が数え切れないほどあるし言ってしまえば全話が神回な薔薇王。ケイツビーはお世話係で腹心といった立場だし恋愛関係にないので、ヘンリーやバッキンガム公よりどうしても急接近展開にならないもどかしさはあるが、肝心なところで必ずリチャード様を助け、するべき仕事を期待以上にやってのけ、奢り昂らず、常にハンサムでクールな騎士様として24時間365日リチャード様尊いを貫く不器用な愛すべき男なのである。

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そんなケイツビー、敢えて他作品の推しキャラクターで連想するならば、
・寡黙で実直で主君がどんなにトラウマやコンプレックスに苦しもうとひたすら献身的に尽くして支えて愛するその不器用な姿は、囀る鳥は羽ばたかないの百目鬼さん
・リチャード様とバッキンガム公が身体を重ねる天蓋の外で神妙な面持ちでケイツビーがずっと仁王立ちして警護するその姿は、紺青の拳の園子の病室前でずーっと「待て」されてる京極さん
とにかく一途で不器用だけど、するべき仕事は徹底的にやり通す最高な男である。

延々と語っていたいが、いったんまとめに入りたい。でも最後にケイツビーもどかしい問題について語りたい。
「ケイツビーなんでリチャード様を黙って見守るだけなん?!もっとグイグイいったらええやん!!行動で示さな伝わらへんで!!思い切って一発口付けしてみようや!!」とか思ったときもあった(今でもしばしば思ってる)けど、そんな簡単に思いを伝えられるわけないのだ。それはなぜか。
まずケイツビー自身の生い立ちを見れば、孤児で移民とのハーフで、マイノリティな立場だから、他人との関わり方とかで小さい時から言葉にできない苦労を重ねてきたと思う。そしてヨーク公と出会い、リチャード様のお世話係を仰せつかってから、主と従者という越えられない壁がありながらも、家族のような距離感でリチャード様をずっと傍で支えてきた。
ケイツビーの片思い歴=リチャード様の年齢であり、昭和の終わりから令和まで誰かを1人徹底的に愛し抜き尽くせますかっていうレベルの時間感覚である。そんなリチャード様に好きとか愛してるとなそんなやすやすと言葉にできるような感情はとっくに超えてて、もうそれはアガペーの域に達してると思う。神のようなリチャード様という存在にカジュアルに自分の想いなんて伝えられるわけがない。
少し話は脱線するが、主従といえばベルばらのオスカル様とアンドレも主従関係で、2人の場合は最期の最期でお互いアラサーにして初めて結ばれるけど、アンドレのほうがオスカル様にカジュアルに接してるのは性格の違いもあれど、血縁の家族が側にいるってところは大きいと思う・・・。言いたいことをフィルター通さず言っても気まずくならない間柄のひとが近くにいると、人格形成に大きく影響すると思う。でもケイツビーの場合は家族なんていなくて、肌と髪で一目でよそ者扱いを受けてしまうという立場できっとたくさん、とても苦しいこともあっただろうけど、ヨーク公に出会えて自分の居場所をみつけて幼いながらに精一杯、真面目に仕事してきて、10歳にして出会った赤ちゃんのリチャード様を育ててきたという立場だから、カジュアルにリチャード様に接するなんて考えられないんだよな。冗談抜きにケイツビーに至っては毎日が『アンドレ 青いレモン』状態(ベルばらアニメ28話の神回です。死ぬまでに1回は観たいアニメとしてこちらも全力でおすすめしたい。)その前提でケイツビーに思いを馳せたら胸が苦しくてくるしくて11巻とか手が震えて目が涙でぼやけてフラットな気持ちで読めない。本当に。
ケイツビーも一人前の立派な男だしあれだけ屈強な身体なんだから、それなりに性的欲求とかもあったと思うけどもうそこは鉄の心で抑えてるんじゃないかと思うし、もはや聖人すぎてそういう劣情とかすら湧かないじゃないかなとか思っちゃう。
とにかくありとあらゆる感情をリチャード様に対して感じていて、その深さも重みも比べものにならないほどなのに、言葉に出せないが故にどうしてもリチャード様にはいまいち届いていない。ケイツビー尊い芸人はこの行き場の無い悲しさを同僚に語るが、同僚の回答はこうだった。
「ケイツビーがもしリチャード様に簡単に思いを伝えちゃったらケイツビーらしくない。リチャード様への思いは語らず墓場までもっていく覚悟だよ、きっと。」
・・・たしかにそうだ。ケイツビーをケイツビーたらしめるのは、抱える思いをなかなか伝えられないというもどかしさ、不器用さなのだ。

それでも。それでも、わたしは期待してしまう、いつの日かケイツビーの想いがリチャード様のこころに届くことを。それはきっとリチャード様が最後の戦いに敗れるとき、その両性具有の身体の秘密が白日の下に晒されるその最期のときに、リチャード様の骸を身を呈して守るのはケイツビーであると。天に行こうとも地獄の果てに行こうとも、ケイツビーは永遠にリチャード様の傍にいるのだと思う。

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ここまで読んでくださってありがとうございました。少しでもケイツビーの魅力を認識していただけると幸いです。

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2021.6.5時点 最新話72話読了後、加筆しました。
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主従ガチ勢ケイリチャ難民を数年こじらせ、王位戴冠からの怒涛の展開に毎回毎回、椅子から転げ落ちて床でのたうち回りながらプリンセスを拝読している。
しかし、本日、2021.6.5発売されたプリンセス最新号の72話はわたしの心臓を一度止めた。
愛するからこそ身体を重ねない、愛するからこそ、主君の魂をあたたかく包み込む、なんというアガペーだろうか。
今わたしが知り得る言葉ではこの心の激しい揺らぎを明確に表せないのが何とも口惜しい。
想像してほしい。
現時点でおそらく、ケイツビーは42歳である。
10歳くらいでリチャード様の御身を託された。
およそ30年間、お世話係・腹心として傍にいた。
業務の都合で離れていても、24時間365日、リチャード様のことを第一に思っている。
そんな神のような存在が温もりを求めて迫ってきたときに、劣情ではなく、リチャード様の荒ぶる感情を丸ごと受け止めている。
滅私の極み。
わたしのような凡庸な感覚では想像する余地が無い。「任しとけ!俺が抱いて忘れさしたるわ!」とかそんな安直な解決なんてない。
約30年という長い時間をかけて「愛」とかいう言葉だけでは簡単に表せない程の想いをリチャード様に対して抱えるケイツビー。
ケイツビーは知ってる、リチャード様が芯から求めている温もりを、仮に自分自身が無理矢理献身して行為に及んだとしても満たせないことを。
むしろ一線を越えてしまったら、リチャード様にとってもケイツビーにとってもリチャード様の家族であるアンや子エドワードちゃんや王国にとっても差し障る事態になってしまうことを。
ケイツビー、恐ろしい子・・・!!
ケイツビー尊い通り越して、ケイツビー言語化できない芸人になった。今日からわたしはケイツビー言語化不能芸人である。
ケイツビーの前髪の垂れ下がり具合が仕事モードのオンオフのバロメーターだよなとか、そんな表層的な感想を抱いた自分が何と愚かなことであろうか。
ケイリチャ難民をこじらせて、最近は同僚に「ケイツビーはもう、ドラえもんと同格なんよ。結婚相手にはなれへんけど、傍にいて当たり前みたいな、夫婦とか恋人よりも親密な究極の家族って感じの存在やから。だからケイリチャは永遠に不滅なんよ。」とか訳の分からない説を唱えていたが、72話のこのケイツビーの瞳の切なさを見てよ!!!!!!
もう、ケイツビー自身がリチャード様のことを愛してるとかいう気持ちをさし置いて、何よりもリチャード様の気持ちが安らぐように優しい言葉で諭して、きっと幼少期には何度もしてさしあげているだろう、安心させるための抱擁をしてるのよ!!!!!!

愛する者と結ばれることが許されないという苦行を30年以上経験してるから、安易に身体を重ねることがどれだけ空虚なことか、仮に行為に及んだら凄まじい後悔に襲われることとを理解してる。だからただ抱きしめて受けとめて傍にいる。そして肝心な言葉を眠った後に言うからリチャード様に届いてない。
なんで眠った後に言うねん・・・てかそもそもなんで酒場での告白で主語伏せるねん・・・そんなことするから「好きな女のことでも」とかリチャード様が勘違いしたままやないか・・・!!
だがそこがケイツビーという男の素晴らしさなんだよな。ケイツビーありがとう。

別の作品でジョジョ5部でブチャラティがトリッシュの命を守るために文字通り命懸けで救うシーンあるんだけど、このケイリチャの関係性ともオーバーラップしてわたしは震えたよ。
リチャード様とケイツビーの関係性に近いといえば、性格は丸っきり違えど、心の距離感でいえば、ヒカルの碁のヒカルと佐為、ブラック・ジャックとピノコって感じもする…。
アンちゃんもいよいよリチャード様に本音で接するようになってきて、最終話に向けて確実に、今まで以上に闇深い展開になるであろう薔薇王の葬列・・・!
わたしも最後までお伴いたします・・・!!

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2021.10.6時点 最新話75話読了後、加筆しました。
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薔薇王キャスト解禁・・・!!

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リチャード様斎賀さん、ヘンリーが緑川さん、ケイツビーが日野さん、ナレーション大塚芳忠さん、鳥海さんも速水さんも参加しはるし最高にハッピー💖💖💖💖💖💖
しかも音楽が大谷幸さんでシティーハンターやん・・・🥺💘✨音響監督の岩浪さん・・・ジョジョにも携わってらっしゃる・・・😭🙏✨
薔薇王もスラダンもアニメが観れるんやで・・・夢じゃないんやで・・・ずっと待っててよかった・・・
幸せをありがとうございます🌍🌏🌎

この厳しいご時世に2クール決定してること自体めちゃくちゃ有り難いことです・・・🙏💖✨
夏雪ランデブーが4巻分で1クールだったからそれを参考に配分考えると2クールで薔薇王7巻の第一幕まで丁寧に描かれていくんかなとも予想・・・でも大人バッキンガム公のキャストどうなるか気になる木🌳🌳🌳✨✨✨

2022年も生きる・・・🏀🌹👑🤯💖

最新号プリンセス薔薇王75話読んできた・・・😭😭😭
アンとケイツビー大好きなので冒頭から終盤まで尊すぎてすごい脳内消化できないからもう一回読みます😭😭😭
セシリーママとリチャード様の毒親問題の決着すごく感慨深い・・・🙏
絵夢羅先生の主従トリビュートとんでもなく美麗で息切れ動悸してる🌹👑💘

菅野文先生の画業20周年企画も心から楽しみ・・・🎊
この世のあらゆる漫画家の先生やアニメーターさん、作家さん、クリエイターさん達に大大大感謝・・・🍾🎉🍷🌟
生きる・・・🙏✨✨✨

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2021.12.6時点 最新話77話読了後、加筆しました。
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全世界のケイツビー尊い芸人へ魂のメッセージ・・・1月号のプリンセス買ってくださいー・・・・・!!!!!

ケイツビー尊い芸人こじらせて数年の主従ガチ勢過激派の魂が昇天した・・・。ケイツビーとリチャード様の最高の美麗カラー表紙!!!!!美しいとカッコいいの大海原で、主従ほんまに尊いです・・・大大大好きー・・・!!!!!!!あかん・・・!!!!!涙が出て・・・リチャード様とケイツビーほんとにほんとにどうしてこんなに・・・言葉にできないし涙は出るし鼻水止まらんし・・・次回最終回とか嫌や・・・・・!!!!!ずっとずっと読んでたい、リチャード様とケイツビーに幸せになってほしい、生きろそなたは美しい。まじでケイツビーはリチャード様120%丸ごと幸せにできる最高従者だから!!!!!もし身分とか出会うタイミングとかそういうの無ければスーパーハッピーラブラブライフ過ごせてたって信じてるし、もうほんまに77話はベルサイユのばらのオスカル様とアンドレの最終回直前を思い出されて、めちゃくちゃ切ない美しい涙出る・・・!!!!!自分の中のキャラ投票ではケイツビーが断トツ1位やし生まれた瞬間からリチャード様ガチ勢ずっと貫いててほんまに尊いし文字通り一生を賭して添い遂げてるしリチャード様の腹心がケイツビーでまじでよかった!!!!!ほぎゃー!!!!!!薔薇王のファンブック出るのー?!?!?最高やん!!!!!まじで生きてて良かったー!!!!!いやいやいやリチャード様とケイツビー生きてーーーーー!!!!!!来月で薔薇王最終回なのめちゃくちゃ悲しい!!!!!森羅万象、薔薇王の葬列を読んでーーーーー!!!!!!!!!!!!!!ケイツビー1話から登場するよーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!

♪いーつのーことーだかー 思い出してごーらんー
あの日の森とか 雪だるまとか 壁とか 苺パイとか ヘアメイクとか
やーったーでしょー
手に口づけしたこーとー 添い寝しーたこーとー
いーつになーってもー わーすれーないー♪

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2021.12.11時点 TVアニメ先行上映&トークショー配信鑑賞後、加筆しました。
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観ました・・・脳の整理が追いつかないので、備忘録もかねてここに感想を書き連ねさせてください。

・脚本
とんでもなく秀逸で3話で単行本3巻の序盤まで描きはった・・・!!!!!じっくりゆっくり1クールで単行本7巻までを描くと予測していたけど、このペースでいけば2クールでも最終回まで一気に表現しきっちゃうかもしれない・・・!!!!!とんでもない見事なテンポと緩急で初見でもストーリーがわかるように工夫されてるように感じられて感激しました。原作も少ないセリフで状況がわかるように描かれててスピード感あるので世界史の知識ゼロのわたしでもスイスイ読めたけどアニメはさらに省略や時系列の組み替えをして恐ろしく大胆に展開されているから、アニメも原作も両方楽しめてとても嬉しい感じになってて、早く続きが観たくてわくわくしっぱなしです!!!!!

・音楽
OPもEDも劇伴も音楽めっっっっっちゃ素晴らしくて想像の遥か右斜め上で早くCD買いたいです。激しさを極限まで抑えてそれでも滲み出てしまう悪魔的魅力。劇伴でとくに印象的だったのは冒頭アバンで流れていた曲のフルバージョンの中盤のメロディが本当に切なくて美しくて、それとジャンヌのシーンに流れる不穏で妖艶な怪しいメロディもとっても素敵で、こんな豪華な演奏でアニメを鑑賞できることが夢みたいで音楽だけでも胸がジーンと熱くなりました。ずっとずっとずっとアニメ化を待っていたので、薔薇王キャラクターが音に合わせて動いてお話ししていることがとにかく感動的で耳も目も何もかも幸せ。

・作画/演出/配色
基本動作やアクションについてアニメ的な動きの表現を敢えて極限まで抑えている印象でした。アニメを毎週作ることがいかに大変な仕事か、特にこの厳しいご時世で限られた制約や様々な事情がある中で、薔薇王の葬列が2クール確定していることに感謝以外何もないです。26話を一定のクオリティで維持していくことを想定した場合、素晴らしいバランスで世に出してくださったなと大感激しています。菅野文先生の美しく細部まで描き込まれた美麗な線画を極力シンプルに仕上げられており、時に重厚な美しい絵画的な塗り、時にサイケデリックでビビッドな塗り、時に切り絵風に抽象的でポップアートのように表現されていたりと、配色や演出に並々ならぬこだわりを感じ、多くのプロフェッショナル達が薔薇王の葬列を愛し正面から向き合い限界まで練り上げアニメとして見せてくださっていて、その事実だけで、涙が出てきます。数年前に書店でケイツビーとリチャード様の直筆色紙を偶然見かけた書店にまた、拝みに参ります。この地球の全てに感謝したい。

・声優さんの演技
期待と予想を遥かに超えていて言葉にできません。申し分無さすぎて非の打ち所がございません。とにかくアニメを見てください。わたしはもうBlu-rayを買う覚悟はとっくにできています。
ナレーションも含めて全てのキャラが最高ですが、わたしの想像より良い意味でギャップが大きかったのは、セシリーママのしっとりした柔らかい声づかいや、ジャンヌの悪戯っぽい少年み溢れる怪しい演技や、エドワード王子の思春期少年の爽やかさと繊細さが印象的でした。そして緑川さんヘンリーがもうめちゃくちゃ素敵で、お花畑&繊細&セクシー&イケボでとにかく最高すぎて、原作ドラマCD浪川さんヘンリーも大好きだし、ヘンリーというキャラクターに対して新しい発見がもたらされました。とにかく全キャラ最高なのでもっともっと見たいです。早く年が明けて欲しい。でも年明けると原作の薔薇王が最終回になるからめちゃくちゃ悲しいです。どうしてくれるんだ・・・好きすぎる!!!!!!!!!

・トークショー
推し発表で大興奮したのはスラムダンクの流川楓や高校デビューのドラマCDで小宮山ヨウを演じていることで有名のスーパーイケボ大ベテランの緑川さんが最新号のカレンダー付録のプリンセスを購入され77話を読了後
「ケイツビー・・・!ケイツビー・・・!!
ケイツビー・・・!!!ケイツビー・・・!!!!
ケイツビぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!!!!!!!!!ってなりました」
という感想(?)を仰ってて、頷きすぎて首がもげるんちゃうか言うぐらい上下に振りました。
それぞれの推しキャラ発表もすごく素敵で、
斎賀さんリチャード→アンちゃん。薔薇王の激強女性陣の中の唯一の癒し。
緑川さんヘンリー→バッキンガム推し。好みのフェイス。
速水さんヨーク→日野さん、もといケイツビー。頑張ってって応援しちゃう。
って仰ってて、尊すぎました。
リチャード様とアンちゃんは絶対素敵な夫婦だし出会い方やボタンの掛け違いさえなければ最高に平和で幸せな生活できてたと思うし、ヘンリー(後のティレル)がヘンリー(バッキンガムの名前)を推してるの最高すぎだし、ヨークパパがケイツビー推してるの大感激でしかないし、何より声優さん達が大きな愛を薔薇王に注いでキャラクターに命を吹き込んでて本当に嬉しくて嬉しくて生きててよかったです。

また何か思ったことがあれば追記します。





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