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イートン・ランバート症候群

今年の正月まで
1日1万歩を目安と
元気に歩いていた父が
自力で立つ事さえ困難となりました。


書道の先生であった祖父ゆずりの
綺麗な字を書く手も思う様に動かなくなり
ミミズの這ったような線しか
書くことが出来なくなりました。


82歳にしても
ふさふさとしていた頭髪も
抗がん剤の副作用で
すっかり抜け落ちてしまいました。


父がかかった病名
イートン・ランバート症候群とは
がん細胞などによって筋力の低下、
神経伝達に障害が起こる症状だそうです。


1月半程ですっかりと
変わってしまった父の姿を見て
迫りくる死を予感し
母は不眠症や他者への言動に
心遣いが少なくなりました。


兄や私に少し当たる様に
なってきています。


その様な中で、
私と言えば普段通りに過ごしています。



毎日仕事に向かい、帰ってきてから
父の入院先へと通って話し相手になったり
足のマッサージをしたりしています。


先日は一時帰宅出来ていたので
入浴の介助もしていました。



そうしていても母は兄に私の事を
「心配しない冷たい子」
と話したそうです。



一方で第三者から見ると
「毎日大変だね」と言われます。



ですが私自身は特に
大変とは思っていません。



病気の事はよく解らないので
お医者様に任せています。



起きてしまった事は仕方がありません。


心配すると動けなくなりますし、
心配したからといって現状は変わりません。




そういう事を言ったので
母が私の事を「冷たい」と言うのも
理解しています。



ただ、起こった現状を受け入れ
その上で今自分に出来る事を探して
なるべく後悔しない様に行動しています。



その様な考えが出来て
行動に移せているのも
学びのおかげと実感しています。



もし近しい人が急に病に倒れた時、
貴方はどう思考し、どう行動するでしょう。


そんなことを一度
考えてみてはいかがでしょうか。




最後まで読んで頂き有難うございました。

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