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26年分のボーナスタイム

『私たちって、だいだいだいだい大親友♪』

小学校2年生のときの転校先で出会ったひとりの女の子。

それまで引っ越しが多く、群れることが苦手なわたしは【大の仲良し】という存在がいませんでしたが、初めて『これって親友?』と思える人ができました。

過去に綴った投稿のなかにでてくる、
ちびまる子ちゃんでいうたまちゃんみたいな存在のみーちゃん。

転勤族の私は、彼女とはたったの2年しか近くで過ごしていないものの、彼女と仲良くなったことで本当に幸せだなと今改めて思っています。

親友、親友、とは言ってはいますが、めちゃくちゃ仲良い時とめちゃくちゃ仲が悪いときがあった私たち。
一緒に漫画を読んで駄菓子屋にいってプリクラを撮っていた時もあれば、周りの大人を巻き込むほどの口論をしたり無視をしただのされただので涙涙の日々。
お互いの親に「そんなに喧嘩するなら、友達やめれば?」と言われ、泣きながら「嫌だ!」とごねたこともあります。
本当に、本当に仲が良いのか悪いのかわからないけど、他の人といるくらいなら一緒にいたほうが、ひとりでいるより何倍も楽しい。そんなふうにお互い思っていたんじゃないかなぁ〜と私は思います。

私とみーちゃんは、たったの2年しか同じエリアで生きていませんでした。
私がまた転勤になったり、中学からはみーちゃんは海外へ。
ミャンマーに行ったり、大学からはロンドンへ行ったり。
たまにSkypeで通話していたけど、お互いそっち何時よ?な感じで時差も気にせず色んな時間に近況報告。

私はラジオパーソナリティ、彼女はスタイリスト&フォトグラファーと夢を追いながら違う仕事をしていたり、やっとその世界に入れた時期もおなじくらいで新人ならではの歯痒さと悔しさと絶望感もたくさんSkypeの通話でシェアしていました。

なんかすんごい離れてるけど、あの子も頑張ってるから私も頑張れる。
ずっとわたしにとって、みーちゃんは気になる存在で、負けたくないし一緒に成長していたい不思議な人。

直接遊んでいた小学校時代の2年も、白眼むいちゃうくらい遠い距離にいる20年以上も全部大切。

そんなみーちゃんが、色々なタイミングもあり去年の11月から約3ヶ月の帰国。

こんなご時世ではあるけど、スケジュールが自分で組み立てられる今のタイミングを最大限にいかして
2人で過ごす時間を限られたなかでとることができました。

普通にカフェに行って、気になることを話したり。
ふらふらとZARAに行って、お互いお洋服を見たり。

なんてことのない友達とのんびり過ごす【普通】をすることが、私にとってはすごく貴重で新しい。
『次いつあそぶ?』と次回の約束ができることがすごく嬉しかった。

そして、彼女の結婚披露宴に出席できたことは
26年続いた友情のボーナスのよう。

私の旦那さんも招待してくれて、お互いの大切なパートナーを紹介しあえて本当にうれしかった。

彼女がまた海外に戻らなきゃいけない日が近づくのが寂しかったけど、お互い結婚生活も仕事もまだまだ楽しみだらけ。
また色々吸収して、2人で直接話せるときのために泣かずに見送ることができました。

それでもやっぱり、『今日お茶したいなぁ』とか『一緒にルミネ行きたいなぁ』とかボーナスタイムの余韻がすごいです。

みーちゃん、30代の方が喧嘩しないで遊べてるね!
これからもずっとずっと私はあなたの味方です。

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