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塩谷丸山の登山→ロードで小樽駅までラン

11月の練習会。JRで塩谷駅に行き、駅から登山。小樽の塩谷丸山(標高629M)を登る。10:10スタート。登頂の時間などは、登山アプリ「YAMAP(
ヤマップ)」をきちんと始動していなかったため不明。失敗だった。

塩谷丸山への道は、ひさしぶりのちゃんとした登山だったためか、それとも前日に10K走ったためか、けっこう足にくる。はじめはなだらなかな道も、やがて急登がつづき、ジグザグの登りとなる。おまけに土が粘土質のためか、滑るし、どろがぐちゃぐちゃになっている部分もあり難儀。それでも、登りの6号目くらいにあたる「450M台地」までくると視界が開け、道もなだらかになる。目指す山頂部分が見え、「あともうすこし」と希望もわいてきた。最後の岩場を、手をつかって登りきると山頂に到着だ。頂上はあっさりと、表示名板と方位円盤があるのみ。しかし、ぐるり360度見渡せる。ここから60Mほど奥に進んだ岩場の「見晴台」はさらに眺望がよく、余市湾や積丹半島が一望できる。休憩場所として多くの登山者でぎわっていた。

見晴台でコーヒーや食事を楽しむ登山者たち


見晴台でおにぎり2個を食べ、名残惜しくも下山へ。いっきに下り、登り口へは12:15くらいに到着。塩谷駅でトイレと着替えをし、体制を立て直す。ここからはロード・道道956号小樽環状線をJR小樽駅まで走る計画だ。事前の地図調べだと、9Kくらいだったので「1時間ほどで、楽勝だろう」とタカをくくっていたのが間違いだった。平面のマップではわからぬ高低差、いわゆるアップダウンが落とし穴だった。ロードのスタートからずっと、上り基調の道。行けどもくらせど下りはない。カーブでクルマの姿が見えなくなる部分では「あそこは下りか」と自分に都合のよい解釈をするものの、それは上りがゆるくなった部分であり、下りはついに現れずに、脚のハリだけが強くなっていった。

YAMAPデータがなかったため「キョリ測」で手動表示

走りはじめて6Kくらいをすぎたあたりだろうか、一転、待望の下りとなり、歓喜。ゆるやかな坂の先には、小樽港や日本海を望みながらの快適ランとなった。道路沿いには住宅があらわれ、商店街となり、重要文化財も見られる小樽市内の旅RUN。紅葉も晩秋の光に輝き、向かい風が汗をひやして心地よい。14:10、小樽駅に到着。いなりずしで小腹を満たして、JRで戻った。

登山+ランで合計17Kくらい。4時間の運動量となった。

服装。小樽の予想気温が11度〜3度くらいだったため、ランシャツ+ワークデニムシャツ+ダウンベスト+ブルゾン で臨んだが、重装備すぎであった。登山中はデニムシャツとベストは不要だった。ラン中は長袖シャツ1枚でちょうどよかった。しかし、そうすると今度は「スマホをどこにしまうか問題」が浮上する。登山中はネックストラップ+胸ポケット で写真も撮れるが、ランニング中はポケットがないのでザック入りになる。すると、今回のようにラン中の写真が1枚もないことになる。課題である。

余談だが、JR塩谷駅を利用する場合「キタカ」といった交通系ICカードが利用できない。降りる際には、運転手さんから「証明書」なる紙切れをもらって、もよりの駅で清算するとのこと。これが、なんともアナログで驚いてしまった。走り終えた小樽駅の窓口で精算を申し出ると、なにやら電卓をたたいているではないか。聞けば、いったんキタカの入場データを取り消し、利用区間の運賃を計算して料金を提示。その場で支払う方式だった。この支払いを「キタカで」と告げると「それはできない」という。現金のみの支払いだった。もちろんクレジットカードも使えないのは、後日、電話で確認した。いまどき、すごいアナログである。ご注意を。 

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