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レベル0からの刺しゅうー刺繍に向いた布についてー

刺しゅうの布はリネンやコットンなど基本、好きなものでOKです。
クロスステッチなどの布目を数えながら刺す刺繍は、数えやすいものを選ぶと良いです。

こちらに、刺しゅう向きの布についてまとめました。
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カウントステッチ以外の刺しゅうで、初心者向けは、
目の詰まったリネンやコットンです。


接着芯を貼る目安

目の粗いリネンや、
刺繍枠に張った時に伸びやすい薄手の生地を使う場合は、裏に不織布タイプの接着芯を貼ると、刺繍をする時に生地がしっかりして刺しやすくなります。


刺繍を始める前の準備

刺繍を始める前に、布の準備をします。

水通し

初めて使うときは、縮み防止に水通しをします。

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布をたっぷりのぬるま湯や水に数時間から一晩漬けておき、軽く絞ったら日陰に干します。


布目を整えます・地直し

布の縦糸と横糸が直角になっているのが、布の正しい状態です。
実は、地直しが苦手なのです。


アイロンをかけながら引っ張って、布目を整えます。

布目

布の縦方向をさすのが「布目」です。
布を織るときに、縦方向に糸をピンと張り、横糸を通して織っていくので、縦方向が上下になるように裁断すると、歪みが少なくなります。

布目を守って作ります。

布の表裏

布は、耳の針穴が表に出るように織られているので、針穴の凸が表です。

布の表裏がわからない時は、どちらを表にしてもOKです。


ほつれ止め

アイロンをかけたら、布の周囲を巻かがり、ほつれ止めをします。

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仕上げ

刺繍が終わったら、アイロンをかける前に刺しゅう用コピーペーパー等で写した図案を消します。

常温の水に、ほんの少しだけ、おしゃれ着洗いの洗剤を入れて押し洗いをします。
もんだり、こすったりしないように丁寧に洗います。

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