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霊的体験をした

「霊体験」と言えばオバケと出会うことだけれど、「霊的体験」といえばスピリチュアルな体験のことです。日本語は不思議。

昨日のnoteに書いた私の堅信について、堅信名の希望はあるかと母に聞かれました。どうせないんだろうから、私の母の堅信名にしておけば、と言うニュアンスのアドバイスつきで。
私は、キアラと答えました。

私の洗礼名はベルナデッタと言って、ルルドの泉ゆかりの聖女の名をいただいています。おうつくしい方の名前をいただいていることは光栄だけれど、彼女は神に選ばれて、故にふさわしい一生を遂げた、心清らかなシンデレラ系ヒロインだと思っています。そして私は残念ながら、そういうタイプとは言えない。

対してキアラは、クレアとかクララとも読みますが、アッシジの聖フランチェスコと兄妹とも呼ばれ、自分の道を自分で切り開いた、強く賢く行動的な人であったようです。明るい人だったという言い伝えもあります。異性の同志を応援できるところにも器の大きさを感じます。キアラの人となりを知って、心のどこかで気にかかり、もしいつか堅信を受ける時があれば、聖キアラの名をいただきたいと思っていました。

今日そのことを思い出し、その名をいただけることを嬉しい気持ちで帰宅の途についていたところ、左肩あたりに、女性の細い手がそっと置かれているような感触がするのです。柔らかく温かい手ではなく、痩せ細ったようなごく軽い手の感触で、祖母かもしれないと思いましたが、ちょうど聖キアラのことを考えていたところだったので、キアラだったらいいなと思いました。

こういう霊的体験は、ありえると思っている方なのですが、割とすぐ忘れてしまうので、書き留めておきました。いつかその名をいただくことを重荷と思う日があったとしても、愛情深く見守ってくれる方への感謝を忘れないでいたい。


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