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スプレッドシートで座席表作らせた

こんにちは。

今日は、「スプレッドシートを使っての座席表作成方法」について書きます。

生徒に自分の座席の場所に出席番号を入力してもらうだけで、
名前とふりがなの入った座席表が作成できる!
というものです。

教員の仕事は、

①シートを作成すること
②配信すること

だけです。

〜手順〜

①新規スプレッドシートを立ち上げる

② シート1に氏名を載せる(名簿)

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載せる情報は以下の通りです。

・出席番号
・名前
・ふりがな

出席番号を必ず載せておいてください。
そうすれば生徒に出席番号だけ入力してもらえばいいように設定できます。


③ シート2に座席表を作る

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この時、教員目線、生徒目線の表を作っておけば便利ですね。


④ 関数を組む

シート2の指定の場所に出席番号を入力すると、シート1から該当者の名前が表示されるように関数を組みます。
(オレンジのところは、のちに生徒が出席番号を入力するセル)

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=IF(出席番号のオレンジセル="","",VLOOKUP(出席番号のオレンジセル,'参照シート名'!参照シートの参照範囲,参照セルがある列))


1席分作ってあとはコピーして貼り付ければ良いです。
ここだけ少し面倒ですが頑張りましょう。


⑤ 編集領域を設定する

せっかく作成した名簿や関数を生徒に編集されてしまうと、
思い通りに座席表を作成することはできません。困っちゃいます。

そこで、スプレッドシートの編集領域の設定をするのをおすすめします。

この設定をすれば、共有者が編集できる範囲を制限することができます。
なので、シート2(座席表)の出席番号セルのみ編集できるように設定しておきましょう。


⑥ 編集権限の設定をして配信

共有者(生徒)が編集できるように、編集権限を与える設定をします。

これをしないと、生徒はシートを見ることしかできません。

配信した後に、編集権限を与えていないことに気がついた場合でも、
後から変更もできるので安心してください。


配信後は生徒に「オレンジのところに自分の出席番号を入れてね〜」と指示して下さい。
この入力に戸惑う人もいるので最初は丁寧にサポートしたほうがいいです。

〜最後に〜

ICT関係は最初の設定だったり、生徒が慣れるまでに時間がかかったりと、
やり初めは何かと面倒です。

ただ、回数を重ねていけばいくほどこちらの手間も減り、生徒も慣れてとても楽になります。

手書きの座席表メモを見ながらパソコンに入力する手間が省けるので、教員室で1人でドヤ顔しています(誰も見ていない)。

興味のある方がいらっしゃれば、ぜひ使ってみてください。

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