音楽を独学その4 「技法34 転読」「技法36 問読」をしてみた

ちょっと気が抜けて、慌ただしく日が流れると、楽しかったやりたいことすら忘れてしまいますね。
毎日とは言わないけど、時々音楽のことを思い出さないと。
また今年の年末の紅白で「音楽ってすごいな」感激する例年の流れになりそうなので。

前回までで、「音楽の仕組み」が自分が知りたいこと、と分かって来たところで

この本を普通にじっくり一字一句読みそうになって、「おっと」となりました。

自分には独学大全があるではないか、そして独学大全には書籍の読み方だけで13もの技法が紹介されているのです。
さっそく独学大全で紹介されている技法を使って読んでみました。

「技法34 転読」で読んでみて
・どうやらこの本には、音楽のしくみについて章がある。だからAmazonの検索でヒットした様だ。
・世界的に有名な工科大学であるMITで行われる音楽授業が紹介されている。

「技法36で紹介されている予読」で読んでみて
・どうやらMITにおけるリベラルアーツ的な取り組みを紹介する本の様だ。

ざっと転読、予読したことで、どんな本か概要をつかむことができました。
そして、これは僕の興味と少し違う範囲の本なので、全部読む必要はないと判断することができました。

「もっと詳しく読んでみるべきか、それとも放り出して次の文章に向かうべきか。その程度なら、判断する材料は予読(プレビュー)から得られる。」(独学大全p485)

「技法36 問読」で読んでみて
音楽の仕組み、について何か書いていないか注目しながら、もう一度本をめくってみました。

すると、「第3章 仕組みを知る・創る」に問いのヒントがありました。

紹介されていたのは、"ハーモニーと対位法1"という授業の様子
登場した言葉は、
形式
2部形式、3部形式、ロンド形式、ソナタ形式
ハーモニックリズム
転調とドミナント
カデンツ
など

授業の様子を書いた本のままでは意味が分からないけれど、知りたいことに近い気がする!

どうやらこの授業は"音楽の基礎"の次に、履修するクラスの様である。

この本のp159には授業のスケジュール(何周目には何を学ぶか)が紹介されており、それが自分にとっては宝の様な情報でした。言葉の意味はなんとなくしか分からないけど、どうやらこの方向だという感覚はする!

(ここにそのまま書くのは、引用の域を出そうなので省略します)

自分の中に「問い」を持つ読み手は、こう問い掛けることで、その判断をつける。
すなわち「この文献は、自分が今抱いている<問い>に答えることに、果たして役に立つか」
(独学大全p486-487)

最短距離でのプロセスではないけれど、徐々に学びたいことに近づいて行っている実感があります。

(技法12 ラーニングログ: 転読/予読/問読90分+この記事を書く30分)

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