映画鑑賞備忘録 そのいち

映画と私と推しの存在

私の2023年度目標のひとつに「映画をたくさん見る」があります。
元から映画好きなのかと聞かれると、たぶん人よりは見ていない方です。どちらかといえば話題になってるものと「へぇー」と遠くから眺めるタイプ。
そんな私を「映画見てみたいなー」と思わせてくれたのは、今応援している俳優さんでもある立花裕大さんの存在が大きいです。
立花裕大さんというのは、ミュージカル刀剣乱舞で豊前江役を演じられている方で、私が「豊前江」という存在に強く惹かれるようになったきっかけにもなったお方です。その立花さんの月一であるニコ生配信で有料会員向コーナーでオススメの映画をテーマに合わせた五本を紹介してくださるんですが、その紹介される作品群が本当に多種多様、ジャンルも年代も幅広くて純粋にその知識量に驚かされております。どの作品もまるで最近見たかのように語れられていて、ここがオススメ!というポイントもとてもわかりやすい。監督さんや俳優さんの情報もパッと出てくるとこもすごいと思っているところで、映画に疎い私も次第に興味を抱いていった…というわけです。
いつかの回で共演している方の生まれた年で「〇〇が公開された年かー」って言っておられたことがあって、年代のワードだけで公開年まで結びついてしまうほどに把握されてることにも驚かされたなんてこともありました。
そんなわけで私自身ももう少し映画に歩み寄ってみようと思い、今年の目標にしたというわけです。

まずはいろいろ見てみることから

映画を見るという目標自体は去年から持ちづづけていたんですが、忙しかったり公開してる映画館が遠かったりと中々ままならず。
それでも去年は「刀剣乱舞花丸ー雪月華ー」の三部作の映画公開があったので、「映画館にいく」という行動に多少慣れました。一人で出歩くことに抵抗はないのも幸いしたのもあります。
映画館っていいですよね。遊園地のアトラクションに乗るようなワクワク感があってあの空間自体がとても好きです。ある意味非日常体験に行く場所ですからね。映画館にいけば次回公開作の情報も自然に手に入ります。予告で気になれば「次はこれ見よう」となるんですね。なんて効率的なんでしょう。今月見た映画のひとつはこの花丸を見たときに予告を見て気になったものでした。

2023年1月に見たものは

  • THE FIRST SLAM DUNK

  • ラーゲリより愛を込めて

  • 噓八百~なには夢の陣~

  • 犯罪都市 THE ROUNDUP

この四作品。ちょうどイベント割があったのでお財布的にも見に行きやすかったのもあります。上記で気になったというのが「犯罪都市 THE ROUNDUP」でした。予告で見た主演俳優のマ・ドンソクさんがただただ強そうっていう理由。実際めっちゃ強かったです。
スラムダンクだけ月初めに見て、ほか三作は月末に一日で一気に見ました。どうせいくなら一日映画漬けになろうと思って無茶しました。立花さんも一日四本見たことあると言ってたから、うまく時間が合えばできるのかなと思って試したかったというのもありました。そのおかげもあってどっぷり非日常に浸れたのでとても楽しかったです。多分またやると思います。
連続何本も見るというのができるのも、一人映画鑑賞の醍醐味なのかもしれません。いつも映画はひとりなんでよくわからないけど。
さて、せっかく映画鑑賞したなら初心者なりの感想も書いていこうと思います。詳しくは書けるほど語彙力を持ち合わせていないので、ゆるっとお付き合いください。



THE FIRST SLAM DUNK

スラムダンク、実は原作読んだことないんです。映画がやる話は立花さんからとTwitterの情報で知ってたくらい。バスケのルールもよくわかっていなかったんですが、ちょうど去年10月に「アクターズリーグバスケ」に立花さんが出るというのでフォロワーさんと見に行って、そのときルールを知ったのも見るきっかけになりました。間近で見るバスケの試合すごかったなー。
このアクターズリーグバスケの話もおいおい備忘録としてnoteに書くつもりでいます。
そんなわけで興味があった作品のひとつでした。年末の立花さんのニコ生でビシャビシャに泣いたー!!とも聞いたのもあり見に行きました。
登場人物も把握しきれていないから大丈夫かなーと不安もありましたが、ひとりひとりのバックグラウンドがわかりやすかったので助かりました。原作を知らないので試合の流れもハラハラドキドキしながら見守っていたり、色々な思いを背負い込んだ背中に涙ぐんだりしました。あとうさわの安西先生が出た瞬間この人か!!!という謎の感動もありました。すごくタプタプされてた…
原作知らなくてもめちゃくちゃ楽しめたし、知らないからこその試合におけるハラハラドキドキ体験もできたものとてもよかったです。試合の動きも3Dで再現されてるから迫力がありました。長年愛されている作品であることも納得でした。原作者が監督する映画っていうのもすごいですね


ラーゲリより愛を込めて

友人たちが見てめちゃくちゃ泣いたと言っていて気になった作品
詳しいストーリーは公式に書いてあるので割愛しますが、WW2後のシベリア強制収容所に抑留された人々の厳しい現実と暖かくて切なくて愛しい家族愛のお話です。、もうサイトでストーリー知った時点で泣いてしまう未来しか見えませんでした。実際めちゃくちゃ泣きました。大きめのハンカチ持っていけばよかったーと後悔したくらい。どんなにつらい現実であっても、愛しい家族のもとへの思いを抱いて生きる姿は泣いちゃいますよ。あと劇中に出てくる「頭に記憶したものまでは奪えない」て言葉がすごい好きだなと思いました。今自分が抱いている思いや考えは私だけが持つ大切なものなんだと改めて感じました。それを忘れないためにnoteを始めたのもあります。
どんなにつらい状況であっても希望を忘れない、どんなに困難な状況でも必死に思いを繋いていく、そういったたくさんの暖かいメッセージもあるのでもしまだ公開されていたら見てほしい作品です。


噓八百~なにわ愛の陣~

これは笑える映画がテーマのときに名前を聞いていて、確か続編ものだったはずという記憶がありました。そのとき聞いたのは千利休の話だったはず。放映時間の兼ね合いと、ラーゲリのあとに見るならコメディがいいかなという選択でした。中井貴一&佐々木蔵之介という名優コンビのコメディということに惹かれたのもあります。
今作は秀吉七品という豊臣秀吉にまつわるお宝のお話。鳳凰が描かれた器とはいったい何のか、という歴史ミステリーを織り交ぜながら古美術商と陶芸家コンビが巻き込まれていく展開。ちょうど先週初めて大阪にいって大阪城を見ていたので知っている風景が出てきて個人的にテンション上がりました。コミカルかつテンポがとてもいいので楽しいです。
浪漫とは、夢とは、何が本当で何が幻なのか。それはすべてその人の受け取り方次第というまとめ方はすごいうまいなーと思ったりしました。
前作も気になるので配信があれば見てみようと思ってます


犯罪都市 THE ROUNDUP

秋に予告を見て気になっていた韓国映画。アクションものがあまり得意ではないんですが、ただただ主人公が強そうだなというノリで見ました。公式サイトにも「狙ったホシは半殺し」と書いてあって、刑事さん???だよね???と首を傾げます。でもめちゃくちゃ面白いです。痛快アクションというのはこういうのを言うのかという感じ。私がアクションものがあまり得意じゃないのは、単純に痛いシーンを見るのが辛いからです。だって痛いじゃん…映像とわかってても痛いものは痛い!そういうシーンはいっぱいありました…
勧善懲悪とはいいますが、ここまでどちらにもメーター振り切っているのもいっそ清々しく思える作品もそうそうないのではないかと。でも刑事側も鬼強いからそのくらい振り切ってないとバランスはとれないよね…と納得しちゃうくらいのパワーバランス。マ・ドンソクさんの刑事がとにかく強い。ハラハラする場面なんて微塵もないくらいには強いので、ストレス溜まった時に見たらすっきりする作品だと思います。班長さんとのやりとりもコミカルでくすっと笑えます。巻き込まれた班長がちょっとかわいそう。どの国の刑事ものでも、主人公の直属の上司ってちょっと不憫位置になるのは定番なんですね。


2023年はとにかくやってみる。そして続けてみる

そんな感じで一月の映画鑑賞は以上です。一日三本は欲張りすぎたかなーと思ったんですが、今日は映画だ!ときっちり分けないとズルズル見なくなりそうなんで自分にはこのくらいがちょうどいい気がしました。ガソリン代とか考えるとその方が楽というのもあります。
大阪遠征もあったわりにはいっぱい見られて楽しい一月でした。
二月に見られたらいいなーとおもってるのは

  • レジェンドオブバタフライ

  • バビロン

  • 金の国水の国

辺りですかね。レジェンドオブバタフライは友人と見に行く約束を頂いたので来週見てきます。三月には映画刀剣乱舞も控えているのでとても楽しみです。

次は江おんすていじ大阪公演とそれに伴う大阪遠征のお話を書くか、今自分の中で熱いDMMTVオリジナルドラマ「ナナシー第七特殊死因処理課」について書くかもしれません。大阪遠征については推しと推しの話も書く流れになるからまた長くなりそうですね。暇つぶしがてら読んでみてください。
お付き合いいただきありがとうございました。

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