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ズボラでも続く栄養成分表示の得する見方!

管理栄養士です。
というと、必ず…「料理がうまいんだね!」、「カロリーとかすぐ計算できるんだね!」、「絶対家族幸せだねー健康的になりそう!」とか言われます。

期待に応えたい私は、つい無理をして頑張ってイメージを崩さないようにしてましたが…

実際全然そんなことはなくて…一人のときは大抵インスタントで済ませてしまうし、なんならそれが好きで嬉しいし…、家族は色々病気持ってるし…カロリーとか計算しないし…そんななんでもなんてできないし…。
料理だって人並み。

たまーにそのイメージで得することは…振る舞った料理の味が薄いときは敢えて薄味でヘルシーにしてる!と思ってもらえたり、結婚するときも夫の両親からはかーなり好感度高かった。
やはり女は料理ができると喜ばれるのか…

一番プレッシャーは娘のお弁当。
栄養士の娘はどんなお弁当持ってくるのか…好奇な目で見られることしばしば…頑張っていた頃もあったけど、もう疲れちゃうので、無視して普通のお弁当にしてました。

まっそんなこんなで、ザ普通の主婦な私。

意識高い系の方のほうがよっぽど色々知ってらっしゃると思いますが…

栄養表示については…仕事柄学校で教育してるので、見ますよ…たまには!笑

さて、みなさんは栄養表示って見ていますか?
カロリーだけ見てるって方も多いかと思います。
でも見てるのは花マル!!

実はあそこってすごーく大事なこと書いてあるんですよね。でも案外読み方を知らなくて損してる人も多いかな?とも思いまして…

今日は、自分に有用な情報の簡単な読み取り方をお伝えします。

私達の体はエネルギーがないと生きていけませんので、勿論エネルギーは見てほしい。
ただ、そのエネルギーはどの栄養素由来なのかが大事です。

そこでPFCバランスを使って、その食品でどんなバランスがとれているのかチェックします。

ちなみにPFCバランスのPFCというのは、Pがタンパク質、Fは脂質、Cは炭水化物のこと。
つまり、その3つのバランスってことです。

で、どーすればいいの?ですよね!!

答えは……

タンパク質を主軸にグラム数をみていく!!
(重さの理想バランスは、
    大体P:F:C=2:1:5〜6)

ということです。

例えば…栄養成分表示に記載されている脂質は、タンパク質の重さの半分くらいか確認する。
そして次に、炭水化物はタンパク質の重さの2倍から3倍位かどうか確認する。
ちょうどそれくらいになっていれば、その食品はめっちゃバランスがいいのです。

この理由が気になる方は、次回説明します。
もーやり方だけ知りたい!という方のために先に、お伝えしました!

それを目安に見ていくと、あっこれは脂質が多いのだな。これは炭水化物が少ないのか。
これはタンパク質多めだな〜など気づきが出てきます。

例を出してみてみましょう!
写真は某社の雑炊のカロリーです。
タンパク質を主軸に見ると…

タンパク質が脂質の7倍くらいの重さ!(本来2倍くらいが理想)

タンパク質が糖質の4分の1くらい。(本来は3分の1くらいが理想)

これで、炭水化物が多くて、脂質が少ない割合のカロリー摂取になることがわかります!

つまり消化に良さそうですね!!(炭水化物は脂質より消化吸収時間がはやいのです)

このことから、この雑炊と一緒に食べるものには、炭水化物控えめの少し油分とタンパク質のあるものをセレクトするといいのかなと見当がついてきます。

この方法は、特にお弁当や定食を選ぶときに有効です!(近くに雑炊しかなかったので、あまり良い例でなくてすみません😓)
簡単なので是非お試しください!

栄養表示からは結構色々読み取れます。
ズボラな私でも続くのでおすすめいたします!笑

また書きたいと思います。

お付き合いありがとうございました。

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