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ベアドッグを未来に繋げるために

久しぶりの投稿です。
今日はちょっと皆さんにお願いがあって筆を取り・・・じゃない、タイピングしています。ピッキオが挑戦するクラウドファンディングの紹介をさせてください。

ピッキオにはいくつかのチームがありますが、その中にはクマの専門家チームもあるのです。今から20年以上前、軽井沢ではツキノワグマが別荘地のゴミ集積所を漁る被害が頻発していました。そこでピッキオでは独自にツキノワグマの調査を始めたのですが、その後に軽井沢町から委託を受け、本格的にツキノワグマの保護管理と被害対策を担うようになりました。現在では「特定非営利活動法人ピッキオ」として、様々な方法を組み合わせて、住宅地や別荘地での人身被害の防止と、ツキノワグマの個体群を維持することの両立を目標に活動しています。

例えば誘因物となる生ゴミを漁れないように、クマ対策ゴミ箱を開発しました。町のゴミ集積所などに導入していただくことで、ゴミ箱の被害を激減させる事ができました。

クマにも開けられない、野生動物対策ゴミ箱。
もちろんヒトには開ける事ができる。

また、ツキノワグマを捕獲して電波発信器を装着し、再び山へ放します。その後、受信機とアンテナを使って居場所を特定し、1頭1頭の行動を追跡調査。それぞれのクマの行動特性を明らかにします。

捕獲したツキノワグマに電波発信器を装着する作業

そして市街地や別荘地に侵入してくるクマを、特別な訓練を受けたクマ対策犬「ベアドッグ」で追払います。クマを傷つける事なく、森へとお引き取り願う訳です。

ベアドッグとハンドラー

ベアドッグについて、詳しくはこちら↓

現在、ピッキオでは4頭のベアドッグが活動していますが、年上の2頭にはそろそろ引退が近付いています。その前に、次世代のベアドッグを育成しなければいけません。そこでまだ若い♀の「レラ」を繁殖させることになりました。ちなみにトップ画像に上げた写真がレラです。

レラ

しかしこれには多額の費用が発生し、資金が不足しています。そこで、この取り組みに賛同いただけるみなさんからご支援いただこうというのが今回のクラウドファンディングです。

ご興味のある方は、是非、上のリンクをたどってクラウドファウンディングのページを覗いてみてください。
よろしくお願いします。

次回はこのクマ対策犬について、もう少し詳しく説明しようと思います。

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