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終戦記念日によせて

あの時代にもし自分が生きていたなら
どう行動したのだろう? どう意見したのだろう?
誰もが考えたことがあると思います。



私は転勤族だったので各地を転々とし育ちました。

40年前、とある小学校での全校朝礼と式典では国旗掲揚・国歌斉唱は

当然のことでした。

それがある場所に引っ越したら革新派の街だったので80年代後半

でしたが中学校・高校での式典で国旗は掲げず、校旗のみ。

国歌斉唱もありませんでした。

思春期真っ盛りだった当時の私は国旗も国歌もない式典に驚き

「新しいな!」と思ったものです。

しかし時が経って思うのは「国歌を歌わないのが当然」と思って

子供時代を過ごすのは果たして良い(良かった)のでしょうか? 

一国民としての意識や国家への思いはどのように育つのでしょうか?

国旗掲揚・国歌斉唱ある/なし両方を経験したからこそ国旗掲揚と国歌を

歌うことは国民としての意識を確立し、自国を誇りに思う上でとても

大事だと思うのです。



アメリカで暮らし始めた90年代、プロスポーツ試合の際には開始前に

会場全員が起立し必ず国歌を歌う姿にとても驚き、羨ましくなりました。

「なぜ日本にはこのような愛国心がないのか」と残念にも思いました。

たぶんGHQによって構築された戦後教育の影響ではないかと思います。

戦争と平和について80年代に学校で懇々と学びましたが

戦没者の方、戦地に赴いた方への感謝の心は学ばなかった気がします。

先人の方達のおかげで今の私たちが存在するのに...。



アメリカにはMemorial Dayという戦没将兵追悼記念日(祝日)が

5月末にあります。

日本にはそのような祝日はないので本日、終戦記念日に日本の国のため

そして家族のために亡くなった軍人さん達、民間の方達、また戦争に

赴いた方達へ心から敬意を表します。



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