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ジョン万次郎の夢を観て

昨日、ミュージカル「ジョン万次郎の夢」を観ました。


幸いにも席が一列目で、演じる役者さんの生き生きとした表情までみることができました。


私がこのミュージカルを観て感動したところは、ジョン万次郎は大変な目にあいながらも、日本が開国し、アメリカと通商条約を結べるように尽力を尽くしたところです。

ジョン万次郎は漁の途中で時化にあい、遭難し無人島で死にそうになっていたところをアメリカの捕鯨船に助けられました。

しかしその船の船員達が言うことには
「日本は鎖国をしていて日本についたアメリカの人はみな殺されてしまう。

また、水や食料などを補給したくてもできない。

俺たちは命がけで船を運行させているのだ。」

というのです。


命を助けてもらったジョン万次郎はなんとかこのおかしな仕組みを変えたいと思ったのでした。


ところがジョン万次郎は日本に帰った時、開国するなんてことをしたら中国のように、つまり植民地化されてしまうから出来ないと言われてしまいました。

しかし、何とか日本を開国し、アメリカと交易する道を開きたいとジョン万次郎は考えていました。

でも「お前には何もすることはない」と言われて役を解かれてしまいました。

ジョン万次郎はそれでも開国することを信じ、地元の人達に英語を教えて日本の開国と通商条約の締結の時が来ることを待ちました。


日本からアメリカに向かう際に、飲み水がなくなりそうになり、水争いで殺し合いに発展しそうになった時、ジョン万次郎が二つの国の乗組員を命を懸けて説得し、争いを収めたのでした。


いつも腐らずに自分にできることを正直にコツコツやっていく。


そんなジョン万次郎は漁師の産まれだがすごい人だと思いました。

この話を劇団四季の素晴らしいミュージカルで見ることができて、本当に最高でした。

まだ見てない方はぜひご家族でご覧になってください。

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