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メンタルが落ちていた私が復活したわけ

数年前、重い双極性障害を患いました。

一か月くらい布団から出ることが出来なくなり、食事も入浴も嫌々ながらする生活。

ここまで具合が悪くなったことは初めて。

娘にほとんどの家事をしてもらいましたが、私はだるくてだるくて目が回り、体を起こしていることが出来ず、ひたすら横になっている状態が続きました。

処方された薬も服薬していましたが、一向に回復の兆しは見えない状況。

そのうち何もできず寝てばかりで母親としての価値がないと感じました。

生きていることが嫌になり、自殺未遂。

入院した方が良いと医師に勧められ、
6か月ほど精神科の病院に入院しました。

その結果、良くなってきて、起きていられることも多くなり、退院。

でも、退院直後はうつ状態に戻るときもあり、その時は何もやる気が起こりません。

布団から出られないこともありました。

夫から「なにかしゃべれよ。」と言われるほど何もしゃべる気になれませんでした。

反対に、いつのまにか躁状態になると、一度に簿記3級とパソコンで文章を書く講座の2つの通信制講座を申し込んでいました。

また、Tシャツを一度に5着くらい買い込んでしまうことも。

よく眠ることが出来ず夜中の1時ごろに目が覚めると、寝ていることがもったいないような気がして、夜中にテレビを観てしまい家族に心配をかけました。

だから、私のように双極性障害で苦しんでいる人が樺沢紫苑先生が書かれた「脳を最適化すれば能力は2倍になる」を読むと、とてもいい。

この本を読んだおかげで、私は症状が改善されたからです。

「逆にセロトニンが下がると、気分も憂鬱になります。
『何もしたくない』
『布団から出たくない』
『このままずっと寝ていたい』
と感じるようなら、セロトニン神経が弱っている証拠です。
この状態が長期化し、さらにセロトニンの分泌が悪化することで『うつ病』になる危険性もでてきます。」
と書かれていました。

私の場合もセロトニンが下がったためにうつのような状態になってしまったようです。

また、
「セロトニンは興奮系の脳内物質の過剰な分泌を抑え脳内物質のバランスをとる『調整物質』です。」とも書かれていました。

セロトニンの分泌が下がっていたので双極性障害のそう状態の時の症状とうつ状態の時の症状の波が大きかったと思います。

そこでセロトニンの分泌を活性化させるために今は以下のことを実行。

1.朝散歩をする(日光を浴びて、リズム運動が出来る)
起きてから1時間以内に犬を連れながら15分から20分くらい散歩をする。

2.食事をよく噛む
一口で20回以上噛んでから食べ物を飲み込む。

3.映画を観て感動したら思い切り泣いたり笑ったりする
「52ヘルツのクジラたち」の映画を観て人目もはばからず号泣しました。

このような活動を続けていたら、極端に、うつ状態になったり、躁状態になったりすることがなくなりました。

また、最近は夜もよく眠れるように。

夜中に1,2回目が覚めますが、また寝れるし、
朝起きた時に「ぐっすりり眠れたなぁ。」という爽快感があります。

子供のころから昼寝は欠かさなかったのですが、昼間に眠くなることもなくなりました。

入院する前は昼間眠くて居眠り運転をしてしまい、追突事故を起こしたこともあるのに。

「セロトニン」の活性化の習慣で自分の生活がこんなにも良い方向に向かうとは思ってもみませんでした。

朝散歩の素晴らしい効果や、やり方を教えてくださった、樺沢先生には感謝の気持ちでいっぱいです。

服薬も続けながらこの習慣をずっと続けて、二度と入院することのないように暮らしていきます。






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