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20代の時の人生観 その⑦「〜してあげた」


「〜〜してあげた」系統の言葉
‘これだけやってあげたのに’
‘これだけ心配した’
‘心配させられた’
‘どれだけ大変だったことか’
‘あなたのために言ってるのよ’
etc
20代、独身実家暮らしの時に
度々母から言われた

これらを言われて当時の私は
反発心しかなかった
「感謝しなさい」など
強制されると
もはやその気持ちは無くなってしまう
感謝とは求められるものではなく
自然と生まれる気持ち
湧き出てくるもの
だから強制すること自体が
おかしいのではないかと
きっと
当時の私はついつい反抗的な
口調になっていただろう
しかし
親の大変さを盛んに言われて
もし自分が親になったとしたら
絶対言わない 言いたくない
それよりもそのように思わないだろう
とも思った

ちなみに私は不良でもなければ
真面目に働く日々であった
残業、出張のある仕事で
当時はやりがいがある仕事に
はりきっていた
帰宅が遅い、土日は出かける
そんな私を母は
不良になっていくという

さて話しを戻すと
60代になり
だいぶ前に子育て終了して
子育て中、大変だった事も
楽しかった事も色々あった
そして
私の中に「〜してあげているのに」
という感情は皆無であった
そして、あの時の感覚が私にとっては
正しかった確信もした

過干渉、過保護による
子どもへの悪影響
でも反面教師という捉え方で
考え方、生き方はいかようにもできると
実体験である
過去があって今の自分であるわけで
見習う大人もいれば、そうでない場合もある
様々な人を見て、自分がどう生きたいか
納得した人生を送れるか
全ては自分次第である




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