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舞日記十七 「つむぐ」と「つなぐ」


「つなぐ」と言う言葉に隠されている

「綱(つな)」。


「つなぐ」には先ず糸を「つむぎ」

「綱」を創る必要があると氣付いて

 ハッとしました。


まるで「花女舞」を舞うための

プロセスのよう・・・。


糸をつむぎ「縒り」つまり「回転」を掛けて

「綱」は創られます。


特に麻糸は 糸を撚る前にも

「つなぐ」行為が存在する と 

ある美しい方から お聴きしました。



花女舞を即興で舞えるようになるには

中心線と言うエネルギーの「綱」を

カラダのなかに創り 


つむがれたエネルギーの「綱」で 

カラダの中にある「天・地・人」と言う

三つのポイントを「つなぐ」必要があります。


そして その「綱」で 天から

吊られているようにカラダを使うのです。


その状態で回転すると 回転のかけ方によって

カラダの中心にあるエネルギーの「綱」は 

しなやかになったり 強個になったりします。


花女舞を 舞うことで

エネルギーの糸をつむぎ「つな」を生んで。


そして「天と地と人」を つないで

ますます 舞うことを 深めていく・・・


舞うことは つないで つむぎ つなぐことの

繰り返し。 そうやって花女舞は これからも

進化していきます。


まるでDNAの螺旋みたいに。


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画像提供 和の奏うたらwanokanadeUTARA


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