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飽きてる

朝、目が覚めたけれど起きる理由がなく、目が覚めたままぼんやりしていた。
良い加減、起きなくちゃと思って起き上がった。
外はすっかり明るい。

子どもに朝食を出し、子どもが食べ終えて今日の分の課題を5割ほど済ませたところで、送って行った。
帰宅して、冷え切った身体を温めつつポケモンゲームをしていたら、ウトウトとしていた。今日はのんびりはしていられない!と家事に取りかかった。

  • 床掃除

  • 埃取り、上拭き

  • トイレ掃除

  • 洗面掃除

  • お風呂掃除

  • キッチン掃除

  • 洗濯

  • 冷蔵庫整理

  • 夕食作り

家事を本気でやるとエンドレスなので、毎日、サラッと全てを1巡することを基本にして、力の入れどころを日々変えている。だいたい毎日、2時間から2時間半くらいの家事労働。

仕事をしていたら、お昼ご飯を食べるタイミングを逃してしまった。
夕方にあんかけ丼を食べて、子どもを迎えに行き、その足で練習室へ。
練習室のピアノは調律がされていないのか、おかしな音のする鍵盤があって我慢していたけれど、10分ほどで気持ちが悪くなり、部屋を変えてもらった。

帰宅して子どもがお風呂に入っている間に朝の分の答え合わせをした。ぜーんぶ間違えていて、げんなりした。子どもと入れ替わりでお風呂に入った。テレビを付けるとピタゴラスイッチが流れていたので、見入ってしまった。テレビをこんなにぼんやり眺めるのも久しぶりだなぁ、と思った。

お風呂から上がり、子どもと練習。
どうにも関節を柔らかく使って弾くことが難しいようで、子どもがキレた。子どもがキレると、非効率な練習になってしまうので、どうにか穏やかモードに戻ってもらおうと画策したけれど、無理だった。
どうにもならず、私もキレた。ドツボ。
練習は開始1時間でノルマの半分もたどり着かずに終了。

mm単位で関節を動かしたり、g単位で指の圧を揃える必要があるのに、キレて暴れられると教えようがない。楽器を弾く子は賢い、というけれど、賢い子しか続けられないだけだろうと思う。

私は、このところ子どもの練習に付き合うことに飽きている。
先週の疲れが残っているし、前を向くにはちょっとエネルギーが足りない。

子どもがキレるのは子どもに許された自由だ、と思う。
できない自分に腹を立ててキレているのだし、一生懸命に取り組む子どもにはたまにキレる権利くらいある。
けれど私は大人だし、お母さんだし、子どもに煽られてキレることを、明日もやるわけにはいかない。きっちり練習ノルマを果たせるように、頭を使って考えよう。

面倒だし、飽きてるし、疲れてるし、のんびりしたいし、ぼんやりしたい。そんなことを考えていたら、あぁこれは幸せに倦んでいるということなのだな、という考えが頭の片隅にチラリとよぎった。
え?ん?あぁ、なるほど、私は幸せに飽きているのかぁ!
新しい視点だった。

ならば…と「この時は、あんなことになるなんて、知る由もなかったのです」というナレーションを唱えてみる。

ほんのちょっと落ち着いてきた。
少しだけ、謙虚になって周りを見回そう。
手にしているモノの数を数えよう。
あーぁ、私ってホントに成長しないなぁ!

疲れて、エネルギー不足で、動き回るとロクなことにならない。
明日はいろいろ棚上げして、省エネモードで過ごして充電しよう。
ハードモードな1日だったな。

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