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【はなまめと本】『おやすみ神たち』

📕➪おやすみ神たち

🖋 ➪ 谷川俊太郎:詩、川島小鳥:写真

ブックデザイン ➪ 寄藤文平+鈴木千佳子(文平銀座)

出版社 ➪ ナナロク社

定価 ➪ 2300円(税別)

寝る前用の本。
なにせ『おやすみ』とついているし。

詩集であり写真集であるので、
味わうようにゆったり眺める時間が必要。
同じ詩を何度も読んだり、
戻ったり、
運試し的に開いたページを
眺めてみたり。
詩集をしっかり読み込めている自信が
いつもあんまりなかったので、
この本に関しては特に
『なんだかすごくきちんと読みたい』
みたいな気持ちでいた時間が長く、
買ってから2年くらい経っていた。

ツルツルの表紙の紙の手触りが好き。
本の中の紙質が一定でなくて、
読み進めるたびに
手触りが新しくなるように感じる。
先に書いたツルツルの表紙のカバーは
ポスターになる大きさを
本のサイズに合わせて折り畳み、
カバーにしているという装丁。
表紙にシワを作りたくなくて、
広げて飾りはしない。
表紙を外すと
薄いグレーの本自体に
銀の箔押しで
一編の詩が印刷されている。
本の中にも載っていた。
『ひととき』という題。
銀の箔押しで印刷された詩は
美しくて静かに澄んで見える。
好きな詩になった。

『タマシヒ』という題の詩も好き。
何となくだけど、
静かな気持ちになる詩が好きみたいだ。
どういう静けさかというと、
朝の湖の辺りみたいな空気の。

朝の湖の辺りなんて、
何十年と行ってないけど。

まだしばらくはこの本が寝る前の本として
枕元から動かなさそう。

ʕ ・ω・ )はなまめのひとこと。

「川島小鳥さんの写真集を買ったのは、この本が初めてでした。未来ちゃんもまた見たくなりました。」




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しろくまʕ ・ω・ )はなまめとわし(*´ω`*)ヨシコンヌがお伝えしたい「かわいい」「おいしい」「たのしい」「愛しい」「すごい」ものについて、書いています。読んでくださってありがとうございます!