マガジンのカバー画像

ワンポイント介護講座

31
介護について 「ワンポイント」をテーマに配信しています
運営しているクリエイター

#介護士

ざっくり介護保険制度~先ずは分かった気になろう~

いつもありがとうございます 日本の現状超高齢化社会になり、日本の高齢者人口は年々増え続けています。厚生労働省の調べでも 2036年に33.3%で3人に1人。2042年以降は高齢者人口が減少に転じても高齢化率は上昇傾向にあり、2065年には38.4%に達して、国民の約2.6人に1人が65歳以上の高齢者となる社会が到来すると推計。総人口に占める75歳以上人口の割合は、2065年には25.5%となり、約4人に1人が75歳以上の高齢者となると推計。 また、日本の総人口は2029

「意欲を支援する介護」       意欲を支援コミュニケーション力

いつもありがとうございます。 今回は「意欲を支援する介護」についてお話をします。 日本の現状日本は超高齢化社会と呼ばれ、世界でも類を見ないペースで高齢者の方々が増えています。 2036年に33.3%で3人に1人。2042年以降は高齢者人口が減少に転じても高齢化率は上昇傾向にあり、2065年には38.4%に達して、国民の約2.6人に1人が65歳以上の高齢者となる社会が到来すると推計。総人口に占める75歳以上人口の割合は、2065年には25.5%となり、約4人に1人が75歳

認知症ケアで大切なこと

認知症ケアで大切なこと職員のタイミングで「トイレに行きましょう」「お風呂に入りましょう」と 声掛けを行い、「行きたくない」と拒否されると 「もう、どうして行ってくれないの!」と イライラしてしまうとそれは職員目線の介護になっています 例えば1時間に1回のトイレ誘導は職員の都合です 私たちが生活をしていく中でも、他の方に毎時間「トイレに行きましょう」 と言われても「行きたくない」時もあると思います それは、認知症を患ったからといっても同じはずです だからこそ、ど

介護現場の人手不足問題

今回は介護現場で言われ続けている「人手不足」についてお話をします。1つの解決策のきっかけになれば幸いです。 本当の問題は結論からいいますと【人手不足問題】と【現場問題(職員問題)】は別の問題。切り離して考えないと現場の【人が足りない】という声は解消されません。 問題の整理介護現場では常に【人が足りない】という声を職員からもお聴きすることが多くあります。確かに人手不足の現場もあるのは事実だと思います。しかし、今回考えて頂きたいのが「本当にどの時間帯も人手不足なのか」。経験上

介護のお仕事

こんにちはHANALABです。今回は介護のお仕事について短いお話を2つお話をしたいと思います。 介護のお仕事①介護職員は医者や看護師のように病気を治すことは出来ない。 理学療法士や作業療法士などのようにリハビリをすることは出来ない。 では介護の仕事に何ができるのか。 「その人の生活と笑顔に寄り添い支えること」が出来る。 介護の仕事にしか出来ないこと。 それを見つけた時、介護の仕事がもっと好きになる。 介護のお仕事②高齢になったから、病気になったから、認知症になっ

行動ひとつで「やりすぎ介護」に

今回はどうしても生まれる「やりすぎ介護」についてお話をしていきたいと思います。自立支援に繋げるために立ち止まって考えてみてはいかがでしょうか。 「○○さんに○○してあげたい」がやりすぎ介護に  この人に「○○してあげたい」という気持ちで、介助をしたり、サービスを増やしてしまうことはないでしょうか。ご本人様の要望に沿って対応し丁寧な仕事が出来ればとても良いことですが、どうしても感情が入りやりすぎてしまうことはありませんか。介護職員の思いやりから生まれる行動ですが、思いやりから

介護職員こそ介護保険のプロ

介護保険皆さんこんにちは。HANALABです HANALABでは介護施設の新規立上げや介護コンサルタントなどの仕事を行う上で、介護の行政書類を目にすることがたくさんあります。 その度に思うことがあります 「介護は保険事業」 皆さんご存知だと思いますが、介護保険を活用しながら適切な介護サービスを実施しています。この介護保険というのは、皆さんも加入されている民間保険とは違い公的に運営をされている保険です 40歳以上の方になると保険料の支払いが始まり、通常であれば65歳以