ソノリテについて
先日、久しぶりに「ソノリテ」をしました。
フルート吹きには言わずもがなの、マルセル・モイーズの教則本 「ソノリテについて」です。
音色創りの基本中の基本のソノリテ。
なかえも数えきれないくらい練習しました。
学生時代は文字どおり、365日毎日やってたな〜
社会人になってからも、毎回の練習は、
ソノリテの第一課
↓
タファネル・ゴーベールから1つ
↓
曲の練習
という感じだったのですが。
ソノリテ、疲れるんですよね。
仕事後の練習でやると、エネルギーが足りなくて。
仕事で生命力のほとんどを使い果たしていた頃は、ソノリテの途中で吹けなくなって、その日の練習が終わってしまうこともしばしば。
曲をさらう時間が足りなくて、譜読みが間に合わないこともしょっちゅうでした。
それでも以前は、ソノリテを一通りやらないと、音がよく鳴らないように感じて、必ず練習の始めにやっていたのですが。
今習っている先生は、ケースから楽器を取り出すと、吹き始めから調子よく吹けるタイプだそうで。
それもあってか、毎回の練習の始めに、必ずしもソノリテをしなくてはよいのではと言われます。
むしろソノリテをしないと調子が整わない…という方がよろしくない、
というお考えのようです。
もちろんソノリテをするな、と仰っているわけではありません。
が、それを言い訳に基礎練をサボっていた私(´ . .̫ . `)
いちおう余裕のある時に、基礎練習を丁寧にやろうと思う気持ちはあるのですが、ついつい曲をさらうことを優先して、ソノリテなど後回しにしがち。
ソノリテもタファネル・ゴーベールも最近、全くやっていませんでした(^_^;)
そんなこんなで、久しぶりにソノリテしたら…
すごーくしんどい!
基礎練習不足を実感〜!!
ホールなどで吹くと、より明確に差がわかるでしょうが、音量も、響きも、音の維持や密度のある音色も…やはりソノリテで磨くべきだと反省。
さっそく先週から、平日の夜もできる限りソノリテをすることにし、練習に組み入れています。
ノンビブラートにしたり、ビブラートかけたり。
学生の頃、レッスンでソノリテを見てもらった時に、先生に言われたことを思い出したりしながら、練習しています。
***
先日、本番に向けてオーケストラの練習が始まったのですが、実は今回が新しいナガハラフルートでのオケデビュー。
良い音で演奏できるよう、私の音を創りたいと思っています。
併せて。
タファネル・ゴーベールもやって、基礎練強化を心に誓いました!
反省と期待を込めて୧( ˵ ° ~ ° ˵ )୨
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?