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【大人のひとり暮らし】42歳、自分が本当に求めている暮らしとは。

来てくださって、ありがとうございます。
牧ハナコです。


2023年のおおみそか、
友人がやっているうつわのお店へ。

知人への贈り物(新年にふさわしく、お箸にした)を選んだあと、
友人にバックルームに誘われて、おしゃべり(いつもこうして、
お店の奥で、ふたりたわいもないおしゃべりをしている)。

どんな一年だったか、ということをお互いに、
振り返りながらしゃべっていて、
話しながら、
ああそうか、私にとって2023年は、
こういう年だったんだな、と気づいた。


年のはじめに4年来のパートナーとお別れをし、
私の人生設計はグラウンドゼロへ。
それは少なからず前向きで、
本当に私が生きたい方向であったと、
それは今でもそう思っている。

けれど、
もちろん喪失感は大きくて、
家のなかは、
パートナーと「いつか一緒に暮らすため」仕様になっていて、
それを取り払い、
”本当に私が居心地良いと思うシンプルな暮らし”に持っていく、
ということが、
2023年の大きなテーマだった。

今年一年を漢字であらわすならば、
私は「家」だな。
と言ったら、友人は笑っていたけれど、
まさに家のことばっかり考えてた日々だったなあ。

このソファ、いる?
このクローゼット、見てて楽しい?
このおうちで私がしたいことは、何?
私が本当に好きなおうち時間の過ごし方って?


42歳にもなったら、
当然自分のことなんて、
全部まるっとわかりきってるだろう、
と昔は思っていた。

だけど実際は、まだまだわからないことだらけ、
ああそうか、結婚したい、したいと思っていたけれど、
心の奥では、こんなにもひとりの暮らしを深々と愛している。
ということも、よくわかった一年。


自分の心の奥の声を、
ひとつひとつ、ていねいにすくいとって、
日々を、自分を、
少しでも居心地よく。

そんな2024年にできたらいい。



読んでくださって、ありがとうございました。


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