「ゲームが好き」と堂々と言えない生きづらさ、カオスルートへ向かう生きやすさ

久々に、僕の書き物を更新しようと思って筆を取ります。ハナキチです。
僕より若い人、もしくはそうでない人も、僕の生きづらさに対する対策が参考になればなぁ…と思います。

僕の生まれ、育った環境から話しましょう。
仔細を書くと身バレに繋がるので大っぴらに書けませんが…僕の家系はどうやらも「優秀な」生まれのお方が多いようです。

親戚を見回してみても、かたや弁護士、医師、優秀なエンジニア、音楽家…枚挙に暇がありません。
その家系の中で一人っ子として生まれた私!さぁ周囲の僕を見る目はどうなるか!?
…僕は中学に上がる頃には

「あ僕は優秀であるのはアタリマエでなくてはいけないのだ」

そんな考え方が、僕の人生で確立されていくことになります。

…ですがその一方、物心つく頃にはゲームが大好きになっていました。
マリオ、ゼルダ、カービィ、ポケモン、モンハン、スマブラ…古今東西のゲームに没頭している側面も、僕の中には出来上がっていたわけです。

つまるところ、こういう生き方を続けると「いわゆる世間的に優秀であり続けようとする自分」「ただただゲームに没頭していたい自分(世間的に見るとダメな自分)」の間で葛藤することになります。

僕の価値観としては恐ろしいことに、親戚やら家系やらでタブーなのかはわかりませんが…サブカルだとかゲームが好きだとか言う話は一切聞きませんでした。

残念ながら(?)勉強や部活動なども苦手な方ではなかったので…僕としては意外に(?)学業でも結果は出せていました…
せっかく良い成績を納めても、「やめてくれーっ!そんな僕は大それた人間じゃねーんだ!早く帰ってゲームしてぇんだ!!」…と、「ゲームに没頭していたい自分」は叫び続けていました。

僕は元来、受験だとか試験だとか、他人とハッキリ優劣がついてしまうような物事に自分を駆り立てるのはとても苦手な性格です。
正直言うと、何かの勝負事で他人を負かしても「うーん、なんだかのほほんと見える自分に負けるのは嫌なんじゃねぇかな…」と内心思っちゃいます。
(実は、なにもしてないのにあからさまに敵意を向けてきた人間もいました!!だから勉強はやだ!!!)

ゲーム的な例えで言うと、ロウルートかカオスルートが僕の人生の中で混在していたわけです。
だから、非常に悩んだし、息が詰まるようでした。

周囲の期待のために優秀で在り続けようとするロウルート。
自分の好きなことをやりたいがために、自由奔放にやっていくカオスルート。
僕はどちらともとれない中途半端なニュートラルルートを歩いてきました。
大抵、こういうルート分岐のゲームってニュートラルに行くと後味が悪いエンドが待ってるんですよ…
現に、息苦しさが増してしまったわけですから。

今の僕は、紆余曲折を経てかなりカオスルート寄りになりました。だいぶ楽です。
本気でスマブラ対戦する機会に恵まれたり、ただただイラストに没頭できる時間も増え、純粋に童心に戻れる時間が増えたな…とは感じています。
(世間一般から見たらダメな大人でしょうけど!!!)

eSportsやゲームの大会、RTAという文化が広まってきた昨今では、だいぶ「ゲーム≒悪」という認識は薄まってきたとは思いたいですが…
未だ多くの家庭では「ウチの子はゲームばかりして!!」と言われている子、もしくは言われてきた人が多いのではないでしょうか…
(もし読み手にそんな方がいらっしゃったら、心中お察しします…)

でも、今の僕の考えから言うと、周囲の期待や、ダメ出しや、好きなことを禁じてくることに1ミリも応える必要はないな、と思います。
だって、結局好きなことを禁じて、わざわざ周りのための苦行に没頭する人生ってなんかおかしいじゃないですか?
その違和感を封じて生き続けると余計に生き方がこじれちゃいますよ。
明らかに好きなことを通じて、他の人の役に立てることに繋がった方が、心も豊かになりますからね。

そんなこんなで、今はマイペ~~~スにいろいろやってるわけですが、あまり僕の親族からはいい見方はされていないでしょう(笑)
ですが、なんだかそれは逆に清々しい気分ですね。
さっさと期待されなくなってしまった方が、自由に動き回れるし、どういう思想を持とうが何も文句は言われない。
もっと早く、自分を縛りつけているものを捨てていたらなぁ…とは時々思います。

と、いうわけで僕のカオスルートへのススメとなりました。
コソコソと隠れながらゲームやってる人たちも、堂々と没頭できる生活を目指してみてはどうでしょう!?

(え?もうそういう環境は整っている?すみません…余計なお世話でした…)

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