危険な「しもやけ」　それって膠原病？

◆しもやけ？　それとも、膠原病こうげんびょう？

冬、指が赤くなり、かゆくなる「しもやけ」
普通のしもやけとは別に、危険な「しもやけ」があるのをご存じでしょうか。

危険な「しもやけ」とは、「しもやけ」に似た膠原病こうげんびょうのことです。
膠原病こうげんびょうの一種「全身性エリテマトーデス」という病気は、
指が赤くなり、一見「しもやけ」のようになります。

「しもやけ」と膠原病こうげんびょうはどう違うのでしょうか。

◆見分け方

指の関節を、指先から数えて第一関節、第二関節、第三関節といいます。
「しもやけ」は関節部分（主に第二関節）が赤くなり、
腫れるのが特徴です。

一方、「全身性エリテマトーデス（膠原病こうげんびょう）」は、
関節と関節の間が赤くなります。

もちろん、すべてがそうというわけではないので、
専門医の診断が必要です。

◆注意する「しもやけ」の特徴

通常「しもやけ」は子供の病気です。
大人の「しもやけ」は注意が必要です。

・大人になって「しもやけ」ができるようになった
・春になっても「しもやけ」が治らない
・家族に膠原病こうげんびょうの人がいる

一つでも当てはまるなら、皮膚科を受診しましょう。

あなたの「しもやけ」
それは本当に「しもやけ」ですか？

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