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東大生って素晴らしいと思う。

 最初に断っておくが、僕は東大卒ではない。その僕が東大生はなぜ素晴らしいかを語るのだから、これは自慢ではない。

 東大生の素晴らしさとは、「やるべきことから逃げなかった」ということに尽きる。

 というのは、本当は誰だって受験勉強なんか好きじゃないんですよ。その証拠に、受験が終わった後にまで受験参考書を愛読する人なんかほぼいないもんね。それでも自分の人生に現れた「受験」という試練に対して真正面から取り組んで、ちゃんと東大という結果を出したことが素晴らしいのです。

 ここで「でも俺にはこれがある」と言って、自分の得意なことを持ち出すのは筋違いですよね。だってそれは、自分の好きで得意なことなんだから、頑張れて、結果が出せて当たり前です。言ってみれば、フィギュアスケートの規定演技の話をしているときに、「自由演技ではこんなことができる」を持ち出しているのと同じ。それはまた別の話でしょう。

 ちなみに東大生というのは、先天的な才能よりも後天的な努力が大きくものを言う分野に関しては、スポーツなんかでも本当に強いです。やはり、努力によって課題を克服する能力に優れているんでしょうね。また、仕事の出来でも最低限のレベルを確保することについてはわりと当たり外れがないように思います。これもやはり、致命的に苦手な科目を残さないという経験が関係しているんでしょう。やっぱり人生では「自分の好みを脇に置いたところでちゃんと努力できる」というのは強みですよね。

 くれぐれも、自由演技よりも規定演技の方が大事だと言いたいわけではないです。どっちも大事で、でも今回は規定演技力の素晴らしさについての話でした。

 

 

 


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