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みんな発達障害ジェニファ家の日常。コロナ自粛編②

コロナ自粛中、我が家きっての天才アスペルガー”ぽよらく”の

家での行動がすごすぎて

5分だけ家出した話を

学校の先生に電話相談したら

先生方みんな心配してくれて

みんなで話しましょう!って

あらためて電話くれた。

特殊学級に通うのは今年度からで

まだ2日くらいしか通っていないのに

先生方、とても優しい。

「よく言ってくれましたね、抱えるのが一番よくないから。」

「共感ならできます」って。

やさしいなぁ。涙出そう。

先生の一人は発達障害のお子さんがいるそうで

言葉に重みがある。



先生方、というのは

特殊学級は先生がたくさんいて

生徒2~3人につき先生が1人いるみたいなイメージ。

次回のミーティングには4人の先生が来てくれるらしい。

なんと手厚いのだ…。

彼は自閉症スペクトラム・学習障害があって

知能に問題はないが(問題はないどころかめちゃくちゃ頭はいい。)

集団になると、話が聞けない&指示はいらない&興味がないことはすぐ忘れる。

というわけで

1年以上協議を重ねて

特殊学級に入れてもらった。

今週は登校日だったから

必死で

2人の準備をした。

ぽよらくは特殊学級はじめて授業。

スマイルは入学ぴかぴかの1年生。

2人とも右も左もわからないが

私もわからない。

わからないながらも

必死に宿題や、最低限の準備はしたつもりだ。

だがしかしーーーーー

肝心の体温票を忘れた。

はい校門でアウト―――――

「せんせーーーーー2人の支度一生懸命したんだけどぱにくっちゃってだめだーーー」

と言ったら

またまた優しい他のクラスの先生が

「お母さん大丈夫よ」と個別の対応をしてくださった。

もーーーーーーしわけございません。

そして

2人を送り届け

急いで家に帰ると

スマイルが学童の連絡ノートを忘れていった。

学童にまた届けてから出勤。

ようやく落ち着いたその時

学校からTEL。

ひいいぃぃぃぃっまた何かやらかしたか???

「教務課です、おかあさん、スマイルちゃんの登校時間は今日は10時半です~A班とB班で分散登校になってるんですよ~」

ええいえぇぇーーーーよくわかっていなくてもーーーーーしわけございません。

「いいえこちらのほうこそ、わかりにくくて申し訳ないです。今日はいいので水曜日から10時半でおねがいします。来週はまた時間が変わります。ホームページでご確認ください

またあらためて担任のほうから連絡いたします。」

・・・ティラリー―――

毎週のように学校から電話がかかってくる。。

っていうか

私がやらかしてるから。。

ティラリー――――の連続。

にもかかわらず

先生は優しかった。

担任の先生に私は注意欠陥多動性障害かも、と伝えておいてよかった。

特殊学級の先生に、ぽよらくと一緒に私も診断を受けようと思います、先生わたしやっぱりADHDかな、やばいですよね?

って言ったら

せんせい「その辺はなんとも・・・申し上げずらいところですが」

優しい先生。言葉を濁した。


というわけで

学校のことはなんでこんなに???っていうくらいできないんだけど

仕事はうまくいってる。

シルバー向け口腔体操、楽しそう!私もやりたい!!って

どんどんお客さん増えてて

とてもうれしい。

そういう専門なことは

とことん突き詰められるのにねぇ。

普通のことがこんなにもできない。

頭がおかしいーーーーーー

というわけで

ぽよ楽と一緒に

診断に行こうと思う。

注意欠陥多動性障害と疑ってる。

今まで成績が良かったからだれにも気づかれなかったけど

そういえば「一番重要なところを聞いていない」と何度か指摘されたことがある。

思い当たる節はあって、自分が興味がないことはあまり聞いていない。

大事じゃなくても、自分が面白いと思ったものに突き進んでしまうので

受験勉強も出ないところばかりやろうとしたりするのでトンチンカンだったと思う。


息子ぽよらく:自閉症スペクトラム、学習障害。時にひどく頑固。

娘スマイル:診断は出ていないものの、自分時間で生きているので、現実世界への対応困難なときあり。自由人。人の話を聞いていない。ひどく頑固。

そして自分もADHD疑い濃厚&HSP型HSS。

しかーーーーーーーし!!!

ひどい状況にうなだれてばかりいられない。

状況を打開すべく、ジェニファは改革を打ち出した。

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①どんどん相談したり悩みを話して共有。

共感してもらえて

助けるよと言ってくれるひとたちがいて

何とか生きてる。

先生や、学童の先生や、市の教育相談の方

上司、同僚、友達。ご近所さん。


これからは一人で抱えないし、抱えきれない。

今まで自分で何とか出来ると思ってたけど

そんなの無理だ。

家庭内でなんとかしようってのも無理な話だ。

いままで家庭の中でなんとかしなくては・・といろんなことを隠していた。

でも状況をどんどんオープンにしていく。

助けてもらいやすい環境を作っていく。

②環境づくり~家を発達障害用の空間に。~

①特殊学級のようにスッキリさせる。不必要な情報は混乱させるのですべて張り紙や作品などは剥がした。

大切なメッセージを一つか二つ、貼るだけにしてみた。

②オートセンサーつきライトを購入。二人とも暗闇を怖がる。怖がるなら自然につくのを買えばいい。

③音に敏感なのでヘッドホンを購入していたが、娘スマイルもHSCぽいので、彼女にも活用していく。

④掃除機ロボットを購入。汚くしてしまうならきれいにする人を雇えばいい。拭き掃除までしてくれるのを買った。

⑤子どもがわかりやすい時計を2個購入(時間がわからないことでトラブルになるので(娘))

⑥ヘルパーさんを検討中。週1回とか月2回でもお掃除手伝ってもらえると、私の怒る時間が減り、遊ぶ時間が増えるかも。

⑦家全体を未来食堂的にする。=誰が手伝いに来てくれても、すぐにやってもらえる家。

例:スプーン・フォーク・しゃもじ と張り紙をして引き出しを見える化する。

例:お鍋やトングをぶら下げ方式に見える化。

例:布巾やぞうきんなどよく使うものはキッチン回りに、フタなしのかごに入れる。ぞうきん:ぞうきんと書いた袋の中に入れて吊り下げた。ふきんとぞうきんの違いがわからなかったため、このように対応。

⑧洗濯ものが洗いあがったあとに、入れる一時避難のための入れ物を購入。それぞれ色を決めて、自分のバスケット内は、自分のタイミングで、たたんで、しまうシステムに切り替え。

(今まで:洗いあがったものを、がさっと一つのかごにしまっていたので、自分でやる、という意識が芽生えづらかったし、仕分けするところから始めるので、手間がかかった。)

(洗濯機は乾燥までしっかりやってくれる優れものを夫が買ってくれた。

これは非常によかった!!!細かい子どもの服を2人分干す手間が省けるので。おしっこ問題にもGOOD。)

⑨段ボール問題。

段ボールでの創作が激しいので、使ってもいいし何を作ってもいいが

基本的に2週間の展示とする。

その後は廃棄。

⑩小銭ころがってる問題。

金銭のやりとりはせず、お手伝いのお給与は振込制度に。

(最近ちゃんとやらないのでぽよらく首にした。しばらく振り込みはない。)

⑪衣装ケースうごかす問題

衣装ケースは、季節と人に分けて、きちんと入れてあるので

基本的には遊ばない、動かさない、中身出さない。

もしどうしても動かしたくなったら、動かしてもよいが

元に戻すか、ママに相談。

⑫画鋲転がってる問題。

画鋲は基本的には使用禁止。

創作活動で使いたいときは、ママに相談。

どうしても使いたいときは、使用後、転がってないかチェック。

以前ぽよらくがばらまいてた画鋲が足に刺さった。。

画鋲については、2年悩まされている。

⑬トイレ流さない問題。

自宅に帰ると1週間に2~3回はうんちが浮いている。

これに関しては9歳になるまでいろんな対策をしてきたが

口頭で注意→はりがみ→ヘッドホン使用+はりがみ

どれも持続不可能だったため

いったんあきらめることにした。

ジェニファ、家を買う予定なので

新しい家のトイレは自動洗浄&流水音が極小に

変えようと思う。

③マンパワーを利用する。

①悩みを相談する以外にも

もっと気軽に家事を委託してしていこうと決断。

さっそくお風呂掃除にきていただいたら

子どものお世話のほうが好きなんです、と言ってくださり

こういう方にどんどんたよっていけばいいんだって思えた。

②習い事や、デイサービスを活用して、自宅以外でエネルギーを発散させる道づくりをする。他で発散できればここまで家も汚れまい。

④その他

私自身が忙しくなると(HSP特有)心があっぷあっぷするので

①銀行に行く手間を省くために、ネット銀行をついに開設した。

②クレジットカードを一つにまとめて、明朗会計に。

③これまでやっている工夫。

片づけられない発達障害児のための本でいただいたアイデア。

ものの置き場所がわからなくならないように、写真を貼ってみた。

貼らないよりは戻せる率が上がった程度、だが、習慣になるまでの助けになる。

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④ぽよらくは新しい服を着ると「落ち着かない」ので、同じデザインの、ひとつ大きいサイズを買うことにしている。

彼が気に入ってきている服屋さんに行って、大きいサイズを買うだけなので、買い物は楽だ。

彼も安心するらしいのでこのアイデアはとても良かった。

ホントは、もうちょっとおしゃれさせたいのが親心、なんだけど。

やろう!と思ったときに一気にやるのがジェニファ流。

功を奏さないこともあるだろうけど

七転び八起!やってみる。

ジェニファ母さんの格闘は続く。。

気に入っていただけたら、サポートしてくださいませ。創作活動の費用に充てさせていただきます。