見出し画像

Topics|秋の花見に出かけよう

気温が下がり始め、秋が深まっていくのを感じる今日この頃。

「花見」と聞くと、古来日本では 梅、今は 桜・・・春の行事が思い出されますが、秋が旬の花たちも見頃を迎えています。今回はそんな秋だからこそ楽しめる花見についてご紹介します。

キバナコスモス@富山県

黄色からオレンジ、赤色の花をつけるキバナコスモス。
色だけでなく、葉のかたちもいわゆるピンクのコスモスとは異なります。
丈夫でたくさんの花をつけるため、景観作りの強い味方だそう。
たまに道端で、逸出した花を見かけることがありますね。

キバナコスモスは一年草のため、1年咲いたら枯れてしまうので、毎年の植え付けや手入れが欠かせません。

富山県のスキー場のひとつで、雪のない今の季節に開催されるのが「キバナコスモスまつり」。なんと1000万本にもなるキバナコスモスがゲレンデを彩っているそうです。

ケイトウ@千葉県

今月のhanaike図鑑でも取り上げた「ケイトウ」。
園芸種も豊富なため、秋の花壇で楽しむことができます。
ケイトウの絨毯を見るなら、千葉県にある東京ドイツ村が素敵です!

曼珠沙華@埼玉県

9月中旬から10月中旬に見頃を迎える曼珠沙華。曼珠沙華はヒガンバナの別名です。
曼珠沙華は法華経などの仏典に由来する呼び名で、ヒガンバナは、その名のとおり秋の彼岸の頃に花を咲かせることに端を発しています。
2020年の秋の彼岸は9月19日から25日まで。ちょうど今頃から開花が進んでいきます。

田畑のあぜや、道端に群生していることが多いヒガンバナの群生が日本一とされているのが、埼玉県日高市の巾着田です。
巾着田曼珠沙華まつりは、今年は中止となってしまったようで残念です。

いかがでしたか?
今回取り上げた花は、いつも歩いている通勤・通学や散歩道で出会える可能性のあるものたちです。秋の花見&散歩をお楽しみいただけたら嬉しいです。


いつもサポートありがとうございます。 いただいたサポートは、花代や、取材時の交通費として使わせていただきます。