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SHOWCASEを作る

 今回はSHOWCASEについて語ります。
ショーイベント、コンテスト…
などなどSHOWCASEとして語りま〜す。

自分が一番大好きなお仕事です。
ダンサーなんで踊りたい!!

近年はダンスイベント側からの発注で「このダンサーとSHOWできますか?」などのユニットも多いですが、自分はチームのSHOWを優先でやっています。

ギャラの良いユニットオファーより、ただでも良いので自分のチーム!!
ギャラの良い自分のチームのオファーが最高ですが(笑)

今、精力的に活動しているチームは、

GOOD GOOD GROOVINってチームです。(よろしくお願いします。)

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*▲△画像クリックで動画へ。▲△

生徒だったヤツらが付き合いの中で弟子と言う存在になり、そんなヤツらを集めてチームで活動するようになりました。
結成は2017年。
人数は現在14人と、大所帯。
年齢もバラバラ、45歳から17歳まで。台湾人1名。

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自分のダンススタジオで教えてるわけではないので、弟子って難しいんです。
先のnoteでも少し触れたのですが、地域密着型のスタジオや内弟子制のスタジオの様に"強化レッスン"や自由にスタジオを使って踊りあったり出来ないので難しいんです。
とても!

他にも「BE BOP CREW」という38年続く日本のレジェンドチームにも所属しています。(詳しくはいずれ語ります)
WRECKING CREW ORCHESTRA
BRO of MADE IN FUNK

など、(チーム名が全部長いwww)にも所属しています。

 話戻ってGOOD GOOD GROOVINの事、SHOWの事を話していきます。

まずはチームで大事にしてる事をいくつか。
・ユニゾン・ハーモニー
・フロー・リズム・グルーヴ
・誰もが出来る事とそれのトリック

ユニゾンはよく使う言葉なんで知ってる人も多いと思いますが、ハーモニーはあまりダンスでは使わないですよね…

ユニゾン (Unison)
音楽用語で。
同じ高さの音。また、そのような音や旋律を、複数の声や楽器で演奏すること。

ダンス的に言えば。
ルーティンに対して同じリズム、同じflawを、複数のダンサーで踊ること。
「揃える」っと言うてしまえばそうですが、少し感覚は違います。

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ハーモニー (Harmony)
音楽用語で。
あるメロディに対して、違う音程で進行して演奏すること。

ダンス的に言えば。
ルーティンに対して複数のダンサーが違うリズム、または表現で踊ると言うこと。

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わかりました?
マニアックですよね(笑)
翼くんと岬くんのツインシュートも、
翼くん日向くんのドライブタイガーツインシュートも、良いんです!!!!
どちらも「シュート」なんです。
お互いの呼吸を合わせて撃つツインシュート。
お互いの個性を引き立たせたまま撃つドライブタイガーツインシュート。
どっちも良いんです!!!!
カッコイイ!!!!

はっきり言うて皆さんはこんなの気にしないで踊ってくださいね。
そっちの方が楽しいですよwww

GOOD GOOD GROOVINのSHOWはユニゾンとハーモニーで出来ています。
あ、あと少しのソロパート。

そこそこ上手く踊れるダンサーならハーモニーはみんな出来るんです。
ユニゾンは先生が同じ生徒さんたちならある程度のレベルだと出来ると思います。
揃えるとダサいダンス。
揃えた方が格好良いダンス。

ソロは長くならないよう、ルーティンを引き立つ程度の長さしか入れません。

それをフロー、リズム、グルーヴで踊っています。

フロー (Flow)
流れ。
これをGROOVEと言う人も多いかと。

リズム (Rhythm)
点。
よくリズムキープと言うているがテンポキープの事かと。

グルーヴ (Groove)
点と点の間(溝=GROOVE)と自分は捉えてますが、
実際は点の位置の表現。テンポ、シンコペーション、アーティキュレーションなどで行う演奏のノリ。ミュージシャンの様に音を出すわけではないので誰にもわからない…理屈のない理屈を武器にしたくないので、上記の様な感覚で自分はロジック化しています。
本当のGROOVE論は言葉ではない様な、、でもBLACK MUSIC系のミュージシャンに聞くのが一番良いと思います。

もう一つおまけ
テンポ (Tempo)
速さ。

図にすると↓

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実際踊るときは、この↑直線のフローを波打たせたり、うねらせたりと変化つけてます。

ハッキリ言うて文字で説明は限界がある(笑)

要は、何を信じて、どんなダンスをしたくて、なんの為に踊ってるのか…
が大事。
自分の信じてるもの、やってきた事は正解です。
僕が述べていることは僕の正解。
それで良いのです。

『間違っているとか正しいとか、誰が決められるっていうのよ』
by,コードギアス 反逆のルルーシュ (紅月 カレン)

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もちろん1人、1人のそこそこのテクニックは必須です。

Scooby-Doo (4カウント)
と言うLOCKINの基本stepがあります。
これを2回。1回目はユニゾン、2回目はハーモニー…
出来ます?
基本と応用です。

これらを使って、誰もが出来る事とそれのトリックをやります。
Scooby-Dooを2回やって、3回目を入りのモーションだけして違う踊りに変化させる…とか。
キャンセル、ためる、止める、早く、などを使ってトリックを作ります。
まあそれも、リズムが良くなかったらダンスとしても良くはならないですがwww
そして誰もが出来る事のディテールもかなり重要になってくると思っています。

めちゃ考えて、めちゃ練習しないと出来ないですが…

上記の様な事を意識してSHOWCASEを作っています。
作っています…
そう、作るはまた別です。
今回の内容はあくまで素材です。


まだこんな状態↓

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全体のイメージ作って楽曲決め、
組み立てる。

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組み立てるだけじゃなく、衣装を考える。

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さらにディテールにこだわり、メリハリをつけ"今"を意識する。

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ほ〜ら格好良い!!!!
ザクⅡってカッコイイですよね。

ごめんなさい。

と、まぁこんな感じでただ曲決めてカウント埋めていくだけじゃ良いSHOWは作れないよ…と言う事です。
上手い人が何人か集まってソロメインでも見応えはありますが、SHOWじゃなくて良くなく無い?
俺が主催のイベントで、ソロ回しメインのSHOWされたらヤダなぁ〜
ショーイベントやコンテストは作品展示会みたいなモノなのでSHOWを作るはちゃんとやりましょう。
俺はちゃんとやる!!

『やらない理由なんかどーでもいい つべこべ言わずに一回やれっ』
by,ちはやふる (綾瀬 千早)

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↑この言い方は乱暴ですね(笑)

てな感じで今回はSHOW制作について語らさせていただきました。
参考にするしないは読者にお任せ!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

この名言ネタ、続けれるかな…

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