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入学に向けての具体的アクション開始!(娘、中学生になる準備あれこれ日記④)

夏休みに、支援学校へ「就学先を検討するための相談」ということで小学校の先生と行きました。

10月頃から支援学校の先生方が各学校へ見学にいかれると聞いていたのですが中々連絡がないので、「いつかなー」「資料の準備しないとな―」と、怒涛の秋の学校行事をこなしながら気になっていました。

なんというか、秋ごろに小学校でインフルエンザが大流行して、一か月近くどこかのクラスが閉鎖になってたんですよね・・・。
いやー、すごかった。娘の学年、90%が罹患してたと思う。
それをすり抜けた娘、すごい!

だから、色々遅くなったのかな・・・。
結局、支援学校の先生は11月下旬に来られることになりました。


支援学校の先生がこられる!何をみてもらおう?

支援学校の先生がこられる日程がわかった後、小学校の支援学級の担任と「何をみてもらうのがいいですかね?」という話になりました。

小学校の先生は、常に「わからないことは一緒に考えましょう」「不安は少しでも減らしていきましょう」と、密に連絡をとってくださるので本当にありがたいです。

支援学校の先生が滞在されるのは2時間程度。

最初、今の地域の小学校の生活で、とにかく運動量が多いことをアピールしようと考えていました。それは、「支援学校の肢体不自由児は安静の時間が多い」という噂を聞いていたからです。でも、夏休みに話をして「そんなことはなさそう」な感じがしたので、「別のことをみてもらおう」という話になりました。

支援学校の先生が見たいであろう場面のうちの1つはおそらく「食事」。現在、娘は学校給食ではなく、毎日持参しているものを食べています。食事介助の様子や、食事内容は見てもらった方がよさそうです。
ちなみに、手作り弁当を持参しているのではありません。おかゆは自宅で炊いていますが、おかずはレトルトです。

時間的にはもう1つ。

「歩行器」をみてもらうことにしました。
歩行器は学校に置いていて、毎日補装具を持って行き、時間割を見つつ使用してくださっています。

最近は、身体が大きくなってきたので二人体制で見ていただくようになったそうです。二人での移乗のやり方を支援学校の先生から聞かれたようなので、そこを見ていただこうということになりました。

親の準備は何が必要?とりあえずソワソワ。

さて、日程も見てもらう予定の内容も決まりました。私はというと、特にすることはありません。しいていえば、娘が当日元気に登校できるように体調管理をするくらい。

心配していた書類関係も、この日に提出するものはありません。
私が同席することもありません。

いつも通り登校させるだけなのですが、なぜかつきまとうソワソワ感。

どんな先生がこられるんだろう・・・?
何をみられるんだろう・・・?
どんな評価をされるんだろう・・・?
このあと何を聞かれるんだろう・・・?

もっと、~ことしたらいいと思いますよ
え、~はされていないんですか?
それはちょっと負荷が大きいと思いますよ

何を言われるかな・・・。

入園時も小学校入学時もとにかく紆余曲折、本当に色々なことがありました。決まってたはずのことが直前でひっくり返ることがあったり、決まってたはずのことがなかったことになってたり・・・。

だから、いったん安心感を覚えても、押し寄せてくる不安感でかき消されてしまいます。
今、あれこれ考えても何もかわらないし、メンタル病むだけだってわかってるのですが、負のスパイラルはとまりません。

直接会うわけでもないのに、どれだけメンタル弱ってるんだ・・・。

次は体験入学!バタつく2学期。

ソワソワしていた見学ですが、朝送っていって、いつも通りに迎えに行くと当たり前ですが終わっていました。

先生から何か特別なことを言われるわけでもなく、歩行器と食事をみてもらいましたよーと聞きました。

食事の時、先生二人に見られていて緊張していたのかいつもと全然様子が違っていたそうです。いつもは、VOCAを押して「いただきます」と声を流してから食べているのですが、VOCAに手が伸びず固まっていたそうです。
また、食後は「あー」とか「うー」とか、いつも調子よくおしゃべりしているそうですが、それもなくおすまし顔で待っていたそうです。

重度の障害があっても小学六年生。
健常児と同じように思春期はやってきます。
成長するにしたがって、どんどん表出する表情が増えて、ニコニコだけではないちょっと複雑そうな顔も増えてきて、なんだかうれしいな。
だから、多分、知らない人に食事風景をガン見されて居心地悪かったんだろうな。

さて、次は約2週間後の体験入学!
その時に、サポートシートの提出があるようです。
病歴を書くだけでも大変だし、支援学校進学の志望動機や身に着けたい力、注意が必要なことや好き嫌いなど、地域の学校に入学するときには絶対に書かないようなことが盛りだくさん。

これが大変・・・。

さらに、体験入学は8時45分から13時30分までの予定。
長っ!!!
そのうえ、子供に給食がでるだけでなく、親にも給食がでるんです!(子供も大人も有償です)
私は子供のころ給食が大嫌いだったので、超久々に食べる給食が怖くて仕方ありません。苦手なメニューだったらどうしよう・・・。

おわりに

夏休みに支援学校の先生と話をしてから4か月。
待っていると長いようで短いような時間が過ぎました。それでも、運動会や文化祭が終わっていった後なので、「あー、中学生になる準備をしているんだなー」と、少しずつ実感がわいてきました。

小学校に入学するときは、入学の一年半前から活動していました。
でも、中学校入学の具体的なスタートは約半年前からです。
もちろん、下準備というか根回しというか様子伺いというか・・・は早くからしてますよ。

地域の学校へ入学するのと支援学校へ入学するのとの違いかもしれませんが、一つ一つの手続きがとても丁寧で早くから始まります。
ちょうど3年前に兄が中学入学を経験していたので比較ができます。ただ、兄は地域の学校とはいえ支援学級入学なので中々大変でした。

さあ、次は体験入学。がんばるぞ!


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