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入学準備の正式な!?お作法を知る(娘、中学生になる準備あれこれ日記③)

夏休み前にあった「適正就学のための相談会」で「支援学校へ個別に見学OK」と言ってもらっていたので、夏休みに小学校の先生と支援学校へ行ってきました。

その時のお話です。

準備が早すぎだった模様

小学校から「進学に向けての話をさせてほしい」と依頼をしていただきました。
早いかもしれないと思いましたが
「~していなかったんですか?」や
「〇〇を今週中に持ってきてください」など、急なことや早くやっておけばよかったという後悔を何度も経験しているので、動きやすい夏休みにスタートすることにしました。

本来の流れ

でも、どうやら「どんな学校か話を聞く」ことはOKですが、「入学に向けて」という話は「まだ」。

市町村によって違うこともあると思いますが、当市では、下記のようなスケジュールと教えていただきました。

  1. 7月か8月上旬までに、来年度、支援学級・支援学校の希望を確認
    →在籍校によって同じ市町村内でも締め切りは異なる

  2. 8月末頃から就学に関する委員会開始
    →2-3回程度

  3. 10月頃から進学予定先の先生方が在籍校へ見学に行かれる

  4. (支援学校の場合)秋ごろ、体験入学

  5. 2月頃に、県より入学可否の連絡がある

  6. 入学許可がでてから本格的な引継ぎが始まる

初めて聞きました。
こういった情報は市か教育委員会のホームページに載せてほしい・・・。

今回の位置づけ

今回はまだ夏休み。就学に関する委員会すら始まっていません。なので、オープンスクールにいけなかったので個別で見学にきた、という前提です。
就学先を検討するための相談会、という感じでしょうか。

早いとなぜダメなのか

何事も「早めに準備」と言われがちですが、なぜ前提の確認などが必要だったか。それは「就学に関する委員会」で、その子が本当にその学級、学校で適正就学できるかを検討されるからです。

関係者の中には医師もふくまれているらしいです。
そこでの検討をないがしろにすることはできないからです。

また、一人が早めに準備を始めてしまうと、不安に思う保護者が「私も、私も」となってしまうからです。
(じゃあ、いつ何をするのかあらかじめスケジュールがほしい・・・)

私が早めに行動した理由

まだ入学まで半年以上あるのに、どうして早めに動き始めたのか。(私の中では早めだと思っていませんが・・・)

大きな理由は、息子の小学校、中学校の就学相談とそのプロセスに不安なことがたくさんあったからです。また、娘の小学校への就学も同様に綱渡りでした。

ろくに引継ぎがなく入学して、不適合をおこして、学校に行けなくなって、「支援会議をしましょう」となると、子供は学校や先生に対して不信感しか持ちません。そこをフラットに戻すのにどれほどの時間がかかるか・・・。

当然、親と学校の関係もマイナスからのスタートになるとぎくしゃくしてしまって中々うまくいきません。

支援学校入学のプロセスがわからなかった

支援学校をすすめられていましたが、実際に入学までに、いつ頃、何が必要か?ということはわかりませんでした。
そもそも、誰に聞いたらいいのかもわかりませんでした。
「担当に聞いてください」
と言われても、担当といっても私からみた「担当と思われる人」はたくさんおられるので、誰に?状態です。

先生方と連絡をとるのも時間がかかりますし、空振りの回数を考えていると早めにスタートするのがいいと思ったのです。

いろんな噂が飛び交っていて不安だった

今、支援学校に行っている子とその親を何人か知っています。娘が支援学校を考えているというと色々教えてくれます。

ただ、内容が違うのです。

確かに、知的・情緒系のクラスと肢体不自由・医ケア系のクラスでは色々違います。また、小学部からいる子と中学部から入学の子も違ってきます。

全部の話を聞いていると「めちゃくちゃ大変じゃない!?」とものすごく不安になったのです。

動けるなら夏休みに動きたかった

我が家の子供は娘だけではありません。息子もいます。そして息子も昨年まで支援学級にいて、それなりに手がかかります。
だから、ゆったりできている夏休み中に動きたかったのです。
また、病院や施設などの予定も入れていたので、学校との相談を踏まえたうえで話ができると思いました。

フライング相談でよかったこと

だいぶん早めに相談しにいってご迷惑をおかけすることになってしまいましたが、色々教えてもらえてとてもよかったです。

まず、支援学校の先生は以前からお世話になっている先生が同席してくださいました。そこで、今までのことを踏まえたうえでのこれからの流れを教えてくださいました。

初めて、きっちりした入学までの流れを教えていただけました。
ここに聞くのが正解だったんだ!

そして、できることできないことがわかりました。
いつまでにどんな資料が必要かもわかりました。

相談に行って、就学に向けて何か進んだわけではありません。つまり、まだどの中学校に進学するのかわかりません。

でも、これからどんなスケジュールでいつ頃に何が決まるかがわかったので、不安がものすごく軽減しました。
結局、「不安だった」の一言に尽きます。

これからのこと

10月頃から、各学校の先生方があちこちの学校や園に子供たちを見に行かれます。その時までに、フェイスシートを準備していてもらえると・・・とのことだったので、準備しておこうと思います。
※フェイスシートは家族構成や所有手帳、病名、障害名等の基本的な情報が記載されています。

また、突然、教育長や先生に出会うことがあるので、その時に何か聞かれてもある程度こたえられるように準備をしておきたいなと思います。
よく聞かれる質問の「支援学校ではどういうことを希望されますか?」

これ、簡潔にどう答えたらいいか・・・。
私の中では「小学校でしていただいていた支援をしていただけることが希望です」なのですが、具体的にどう伝えるかですよね・・・。
地域の小学校の支援学級だったのですが、とてもとても環境がよく、情緒面で大きく成長しました。

学校全体が「支援学級を中心に考える」方針だったからか、支援学級の子たちが参加しやすいように学校全体で取り組んでおられました。
そりゃ、普通級の子たちも参加しやすいですよね。
みんながわかりやすいので、子供同士でも協力し合っているところをみました。もう、理想的な環境。

やっぱり、伝える力、言語化・・・。
親の頑張りどころだと思うので、冷静に、穏やかに、淡々と・・・やっていきたいと思います。







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