見出し画像

本当の日本の姿

世界平和の基本は親子の絆です。 親子の絆は宇宙の根幹です。 知情意の中で「情(愛)」の完成こそが人生の目的であり、存在そのものの本質です。 世界を一つにする最大の武器です。 愛を中心とした親子の絆こそが世界の機軸です。 宇宙の基本は家庭に帰結します。 家庭こそが世界平和実現への第一歩です。
日本の精神伝統に息づいている愛情主義こそが真に世界を一つにできます。


今から145年前の1877年(明治10年)に東京大学の教授としてエドワード・S・モースが来日し、日本の印象を認めました。 ----- -----以下「日本その日その日」E・S・モース著 より----- -----
子供はうるさく叱られることもなく大切に育てられた。 日本の子供程、行儀がよくて親切な子供はいない。 また、日本人の母親程、辛抱強く、愛情に富み、子供につくす母親はいない。 他のどこの国の子供達よりも多くの自由を持っていた。 世界中で両親を敬愛し老年者を尊敬すること日本の子供に如くものはない。


貧しい家も清潔で品があるし、 下流に属する労働者も正直、節倹、清潔だ。 最も貧しい寒村の子供は不潔だったが、野獣性も悪性も、また憔悴した絶望の表情もなかった。 子供たちは大事にされ物優しく育てられている。




日本人の家は開放的で鍵をかけない、日本人の子供や召使いは触ってならぬ物には決して手を触れぬ。 部屋に子供や召使いが何度出入りしても物がなくならない。 泥棒や乞食が少ない。

日本の町の街々をさまよい歩いた第一印象は、いつまでも消え失せぬであろう。
――不思議な建築、最も清潔な陳列箱に似たのが多い見馴れぬ開け放した店、店員たちの礼譲、いろいろなこまかい物品の新奇さ、人々の立てる奇妙な物音、空気を充たす杉と茶の香。我々にとって珍しからぬ物とては、足の下の大地と、暖かい輝かしい陽光と位であった。

この地球の表面に棲息する文明人で、日本人ほど自然のあらゆる形況を愛する国民はいない。

嵐、凪、霧、雨、雪、花、季節による色彩の移り変わり、穏やかな河、とどろく滝、飛ぶ鳥、跳ねる魚、そそり立つ峰、深い渓谷。

自然のすべての形相は、単に嘆美されるのみでなく、数知れぬ写生図や掛け物に描かれるのである。


日本人は行儀がよく働き者で正直で、親切で微笑みを絶やさない。 日本人は生れながらに善徳や品性を持っている。

日本人の暮らしぶりは見栄を張ることが全くない。 生活道具は少なく簡素だが洗練されている。

火事の災難にあっても涙を流す人も、いらだった様子の人も見ることはなく、意地の悪い言葉も一切聞かなかった。 そして持ち出した畳や襖をたて、その中で小さな火で魚を焼いたり汁を作ったりして彼らは普段通り幸福そうに見えた。

日本人はある神秘的な方法で、彼等の廃棄物や屑物を、目につかぬように埋めたり焼いたり利用したりする。 いずれにしても卵の殻、お茶のカス、その他すべての家の屑は、綺麗にどこかへ持って行ってしまうので、どこにも見えぬ。

日本人の繊美な装飾芸術を見た後では、日本人が世界中で最も深く自然を愛し、そして最大な芸術家であるかのように思われる。

衣服の簡素、
家庭の整理、
周囲の清潔、
簡素で魅力に富む芸術、
礼儀正しさ、
他人に対する思いやり、
自然に対する愛 これ等は恵まれた富裕な階級の人々ばかりでなく、
最も貧しい人々も持っている特質である。

花火大会でごったがえす隅田川の船頭たちは、
長い竿で舟を避け合ったり、助け合ったりして、怒声や罵声もなくただただ「ありがとう」「ごめんなさい」と優雅で温厚にふるまう。
わが米国なら大変だ。



『この国のあらゆるものは、日ならずして消え失せてしまうだろう』

モースは西洋の近代化がもたらす弊害を案じていました。
━―━―━―━―━―━―━―━―━
そして一気に現代の日本に飛びます。
そろそろ長い冬眠から醒めなければ。
(以前も文字おこしした動画ですが織坂濠さんがまとめて下さったのをシェアします)

30年間ワシントンに在住して国際政治を分析している伊藤貫氏の見解は、下記のとおりです。

◎米国は、建国以来、きれいごとは言うが、本質は覇権主義国家。世界を「一極支配したい」と考えており、「米国はヨーロッパと中東と東アジアを支配する」というのが基本。
◎米国の Defence Planing Guidance は、 「中国やロシアなど米国に対抗できるかもしれない国を封じ込める」「日本とドイツを独立国にさせない」「日本とドイツには核を持たせない」と決めている。
◎米国は、日本政府のことを心底バカにしており、間抜けな日本人は操ればいいと思っている。米国担当官も、日本の危機意識の薄さに呆れ果てている。 日本人は「せこくてバカ」と思われている。
◎米国と中国は数十年後のことを考えながら、世界戦略を立案し実行に移しているが、先の日本の官邸も、日本の省庁も、日本の経済界も、数年後までのカネ儲けしか考えていない。
◎米国は、日本の自主防衛能力を強化させるつもりがないから、自衛隊を米軍の下に組み込んで、「自衛できない自衛隊にする」作戦を着々と実行している。 ところが、その危険を日本はわかっていない。
◎日本に対する米国の基本方針は、
①日本から自主防衛能力を奪い
②日本には核を持たせない
という2本柱。
この米国のやり方が、どれだけ危険なものであるかを、日本は理解していない。
◎米国は、核を持っている中国やロシア、そして北朝鮮に対してすら、日本のために戦う意思はない。 米国本土に核ミサイルを発射できる能力を持っている国とは絶対に戦わない。

2030年代には、中国の実力が強大になる一方で、米国の経済や社会は脆弱化する。 そうなると、米国は、ヨーロッパ・中東・東アジアの3地域を支配する力が十分ではなくなるので、東アジアの覇権を中国に明け渡す可能性がある。 そうなれば、日本の立場はいよいよ危うくなる。

自民党政権は、米国の傀儡政権にすぎない。 米国の国務省やCIAやペンタゴンから何か言われたら、そのままやるだけ。 親米の保守言論人は「米国の属国でよい」と本音では思っており、本気で自主防衛して独立したいとは思っていない。 勇ましいことを公言していても、米国の前に出ると何も言えない。
----- ----- 引用おわり ----- -----
本当の日本を取り戻しましょう。

かつて日本は邪悪な我欲世界に対し、 特攻隊は極限の愛である完全捨て身の精神を、説得の材料としました。
強情極まりない悪魔への説得に究極の犠牲精神を以て彼等の邪心に挑んだのです。
アイヴァン・モリス(フランスの日本史家)
「神風特攻隊達の心の中には敵への憎悪、復讐心は殆ど無かった。
彼等は、外国がもたらす汚れから日本の清らかな土地を護るため
また家族を防衛する為生命を捧げる義務があると、遺書に書き遺している。 彼等の遺書からは、敵兵に対する憎悪や西洋人への人種的敵意が出てこない。
寧ろ、誕生してからこれまでに与えられた数々の恩に報いなければという、責任感や「報恩」の決意が前面に顕れている。」

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?