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おかっぱとボブの旅とごはんの話。1

旅のはじまり。

旅の始まりは空港のごはんから。
わたしは日本を出国する直前、決まって「カツカレー」が食べたくなる。
どこの国に行くにせよ、「カツカレー」に出会える確率は少ないし、
「カレー」を食べると安心するへんな癖のようなものがある。
これから、異国の地へ旅立つときのお守りのようなもの。
機内食も食べるのに、カツカレーは食べたい。
いよいよ旅が始まるなぁ、と自分にエンジンがかかるのだ。

「おかっぱ」ことカメラマンのキヨコは
いつも少し早めに空港についてビールを飲んでいる。
この人にはビールが似合う。
他のお酒を飲んでいる姿も見かけるけれど、ビールを飲んでいるのが一番似合う。そして旅先の食事でも、まずビールを頼んで、グラスとビールの瓶が食卓に到着すると、必ず飲む前にカメラを構える。
「ビールを撮影するキヨコ」、旅がスタートした印だ。

ボブこと小池は、ひょんなことから韓国語を学びはじめて6年ほど。
「ことばを学ぶこと」が世界への扉をボンッと開けてくれるという体験を、韓国語からプレゼントしてもらった。地道な努力(語学の勉強は本当にこれに尽きると思う)と工夫で、何かができるようになるという喜びを「自主的な」新しい言語の勉強によって初めて与えてもらった。


おかっぱことキヨコは、旦那さんの祖先が韓国チェジュの出身。
大阪にいらっしゃる義理のお母さんのキムチとテールスープが大の好物。
おかっぱ家の食卓には、ものすごい確率で韓国料理が登場する。

そんなこんなで二人とも、韓国に縁がある。
辛いものが大好き、ごま油が大好き。そして、なにより、情に熱い、意志のはっきりした、それでいてあったかい韓国の人たちが大好きで、ちょくちょく韓国へ旅に出る。

自分たちの旅の記録として、それから
FBやインスタを見てくださっているいろんな方に
「また韓国行ってたね。
 今度お母さんと旅行に行くんだけれど、美味しいお店教えて!」
「今度仕事でソウルに行くんだけど、
 空き時間どこに買い物に行ったらいい?」
と、連絡をもらうことが多いので
このnoteを見てもらうといいかな、というおすそわけの意味も含めて
韓国へ旅に出る毎に、ゆるりと更新していきます。
おかっぱことキヨコの、ごはんへの愛に溢れた写真も
たくさん見ていただきたいです。


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