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『ギブアンドテイク』の最低限。

こんばんは。

今日は談笑は無しです。
気分屋ですみません(笑)

今回のテーマは
対人関係として、人と関わっていく上でお互い自らの考えを行動で表したり、言葉で伝える中でのギブアンドテイクの最低限を綴ろうと思う。


考えようによってはハッキリし過ぎているこのテーマ。
かなりどぎついのかも知れない(笑)

※あくまでも、私がこのテーマを綴る際に何かを求める・求めない問題や『こうであるべき』という押し付けについては特に無いことだけは先に伝えておきたい。

まず言葉の意味として
『ギブアンドテイク』の意味としては、
一般的に広まっているのは『公平なやりとりをする。またはお互いに妥協する』といった意味となる。その他の意味としては『意見の交換』もあるらしい。

また厳密な意味としては異なりますが、『一つ譲る代わりに、一つ意見を通す』といった意味としてもよく使われる。『公平なやりとりをする』『お互いに妥協する』といった意味もこちらには含まれる。


友達であれ、恋人であれ、夫婦であれ、家族であれ、自分と自分以外の意見(他人)との思考の擦り合わせは如何に日常の中で意識していくことで、濃い時間(仲)を作れる重要な要素として私は考えている。

そして、
その中でここでの『ギブアンドテイク』とは何か。その『ギブアンドテイク』から感じる感覚で関係を作るということがいかに難しいことかということ。

そんな意味や私なりの思考の解釈の仕方を考えながら綴っていこうかと思う。


そもそも『ギブアンドテイク』という言葉はそもそも誰と誰に対してかという話しから。

初めから、相手との『ギブアンドテイク』なんて出来ない。(笑)

まず初めにすべきことは、『ギブアンドギブ』から。

相手と、ではなく自分と『ギブアンドギブ』が出来る人。
ここでいう『ギブアンドギブ』とは相手に一切の見返りを求めず、ただ一方的に与え続けること。

『ギブアンドギブ』が出来る人は、自分で自分をきちんと愛せる人。
自分に愛を与えて与えて満たした後、溢れ出て余ったものを相手へ与えるというのが理想的な優先順位というもの。本来は。

自分のことをきちんと愛して満たされていたら、相手から愛を貰わなくても見返りをわざわざ求めることはない。
ある意味、相手へ期待は無い。

自分と調和していたら、周りと不調和がなくなるわけでは無いが一種気にならなくなると考える。

心理学の用語では、『返報性の原理』と呼ばれるものがある。

人は他人から何らかしらの施しを受けた場合、お返しをしたくなるという心理に駆られる。これは、老若男女、国籍を問わず、人が本能的に持っている普遍的で強力な現象と言われているものである。

親切を受け取った人は『恩に必ず報いなければならない』と感じ、それ以上の親切を返そうと心掛けの意思が芽生えるのだという。

ポイントは、この『返報性の原理』は、『ギブアンドギブ』の習得を得た人にしか働かないということ。
ギブアンドテイクの人には、働かないかあるいは働いてもその効果は小さなものとなる。

※確かに、『ギブアンドテイク』(○○したのだから、△△してくれて当然)の考え方で近寄ってくる人に対しては、感謝の度合いに違いが出るのは当然のことなのかも知れない。

私は、高校・大学と仏教の学校だった為に思うのはギブアンドギブは、仏教でいう『布施』にとても近い考え方であると考える。布施とは『布を施す』と書くように、自分のものを他人に与えて親切にすることを指す。
物やお金だけでなく、優しい言葉や笑顔、困っているときに救いの手を差し伸べることも親切に含まれるのだという。

要するに、誰に対しても心持ちの話しになってくる。
簡単に言うと、
『○○してやってる』→『○○してあげたい』
『ギブをテイクの為に仕方なくやるギブ』を『○○(人)の為ならギブしてあげたい』と思えるかどうかだと考える。

不調和と感じやすいのは、元は他人でもある交友関係の深い恋人や夫婦(家族)なのかと私は感じている。
※ここで、友人という枠を入れないのは友人という枠の広さや環境の変化に応じて自然と関係が大幅に変化することがあるから。

ある意味お互いを大切に思っているからこそ、恋人や夫婦は別れられる家族であるからこそ『ギブアンドギブ』を要すると感じる機会が多い。

その人との価値観と繋がりの深さはその人達にしか分からない。

恋愛で不安になったり、不満を持ったりするのは自分に対する想いが足りてない場合が多い。
自分を上手に扱えてないと、心の底で思ってるものが相手を通して鏡のように見せられる結果になる。

自己愛が足りていないから相手から貰おうとする。

そうしないと自分を保てないからである。

おそらく自分のことをきちんと愛せてる人は、不安にもならないし相手へ対する不満も無いのだろう。
当然、私はまだその領域に達していない。(笑)

相手の振る舞いで、それに振り回され、怒りを覚えたり、悪く冷静になることがあるとしたら、相手から自分を粗末に扱われたときや、軽んじて扱われたときに怒りを覚える。
しかも恐らくそれは敏感に。


雑に扱われる、気分が盛り下がる関係や、傷つくことが多い対人関係では気持ちが荒れる為、一緒にいることは苦しくなってくる。

そして恐らく、嫌になってくる。

その『嫌だ。』という判断は損得ではなく、自己愛が確立しての感情であるとも言える。

居てくれたら嬉しい、幸せ。
居なくても不幸ではないし辛くもない。
こんな寂しいことはないがこんな正しいこともない。(笑)

しっかりとした自己愛があるのなら、相手の態度で自分に対する愛の量が減ることはない為、他人の意見に影響されて落ち込むことはないのかも知れない。

人からもらう愛は増えたり、減ったりするのが正常であるからこそ、自分で補える人こそが愛されるのだろう。

相手へ依存してしまう女性は、自己愛が足りてなくて相手の愛で自分を保持を試みる為、軸がブレブレで常に不安に陥る。

要するに、『ギブアンドギブ』で成り立つ関係は、唯一無二の自分と自分だけであると考える。

あ、、、

『ギブアンドテイク』の最低限は、『ギブアンドギブ』ではないかという結論。(笑)

下記サイトは、いろんな『ギブアンドテイク』についての考察をnoteを綴る前に読んでいた時のもの。

自分も含め、学びの参考としてURLを貼らせていただきます。

今日はこんな感じ。

最後まで読んでいただきありがとうございました☺︎

では。

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