「自分をいかして生きる」西村佳哲
書きたいことを思いつかないので、今日は本の感想です。
「働く」「働きたくない」「仕事ってなんだ?」
ライフワークのようにぐるぐるつきまとうテーマで、性懲りもなく、答えやヒントを求めてしまう中での一冊。
〈仕事〉は〈人生〉と、〈働き方〉は〈生き方〉と背中合わせで、ほかの誰にも肩代わりすることができない一人ひとりの生に直結している。
冒頭から引き込まれて、ふむふむ、それで、、、と、あっという間に読み終えました。
お仕事礼賛!!みたいな内容ではなくって、
生きる、生き生き、より生きるという言葉の先に「仕事」を捉えています。
だから、「職業」=「仕事」=「収入を得る」というだけのスタンスではない所に置いています。
私自身「いったい何がしたいんだろう?」とふらり、ふわふわ、迷うことばかりの人生ですが、与えられた環境やチャンスの中で、まあこっちかなと選んできた中に、うっすらと筋が通っているようにも感じています。
その都度より「生きる感じ」がする方へ動いてゆけばいいんじゃないか、
この言葉は、感覚的にしっくりくるし、この先もこんな感じかなと思いました。
私は、生産的じゃないということを負い目と感じてしまうことがあって(これ思い込み、とらわれでもあるのだけど)、単なる「消費者」でしかない自分を卑下しがちなので、「お客さんではいられない」所に自分の仕事の鉱脈があるという部分には考えさせられました。
考える、感じる、複雑なまるごとを感じる、存在を善悪で判断しないところでの肯定、いる、生きてる、
そんなところに、私の<仕事>はありそうです。
まぁ、そもそも「わかりやすい」ものではないのだし、「簡単に分かってたまるか!」ってのも原動力だから、仕方ないです。
それがわたしだから。
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