音楽に支えられた2024年
初めての投稿が1年の振り返りとなります。
唐突過ぎるかもしれない。
でも年が明ける前に、とにかく始めてみようと思います。
音楽はSpotifyを愛用しています。
今年は「5か月間無料キャンペーン」につられ、Amazon Musicに"浮気"しました。ただ、UIが個人的には使い辛く、おすすめされる曲もいまひとつでした。キャンペーンが終わる前に継続しないと決め、Spotifyに戻って来たとたん、私にとっての「2024年のまとめ」が流れてきました。
トップアーティスト1位は「Roomania」
Roomaniaはトップソング10に4曲がランクイン。どの楽曲も、心のありようにぴったりとはまる感覚が心地よい。もっと売れてもおかしくないのにー。かねがね思っています。
低音から高音へころころと転がるように変わる、唯一無二の歌声を持つTOMOOさん。「ネリネ」をはじめ、「雪だった」「ロマンスをこえよう」「道」…静かな楽曲ほど、声の魅力をより感じることができるように思います。
眠れずに付けた深夜ラジオから声が聞こえてきたときは感激しました。オールナイトニッポン0(ZERO)の10月月曜パーソナリティの2週目でした。トップアーティスト2位。
柴田淳さんもよく聞きました。トップアーティスト3位。不安なとき、寄り添ってくれる歌声に救われました。
後半はリーガルリリーをじっくり聞き込む日が多かったように思います。独特の世界観をライブで直接感じてみたい。トップアーティスト5位。
最も聞いた曲 南壽あさ子「ロマンティック街道」
ことしは環境が様変わりし、気持ちが不安定になることが多い1年でした。そんな中、音楽が心を支えてくれました。
異国の物語をノスタルジックなメロディで描いたこの作品にひかれたのは、現実逃避したいという思いが現れたのかもしれません。トップアーティスト4位。
気分転換にYouTubeでMVもよく見ました。
中でも魅せられのが吉澤嘉代子さん「残ってる」のライブ動画
表情。目線。仕草。声の抑揚。息遣い。全てが愛おしい。
そしてカメラワーク、フレームの余白の素晴らしさ。レビューにある
「この人のために雨が降ったみたい」
の言葉どおり、全てが味方した美しい映像と歌声に何度も見入りました。
今年出会った印象的な曲
上野優華「空」
上田知華さんが亡くなって3年。その晩年、岩里祐穂さんと組んだ、おそらく最後の曲(違っていたらすみません)に今年になって出会いました。
自分にとっての「忘れ形見」として、よく聞いています。
三浦透子「君が思い出になる前に」
スピッツの名曲。歌い手の三浦透子さんが自分の歌にしてしまっていて、最初は気づきませんでした。とてもいい。改めて聞いてみると、歌詞、そしてタイトルが身にしみます。
別野加奈「生活」
どこか懐かしさを感じるシンプルなメロディ。余韻を残す息遣い。形容しがたい魅力が気に入っています。
うれしかったこと
倉橋ヨエコさんが「ヨエコ」名義で音楽の舞台に戻ってきた。正式な復帰は2023年9月。24年に入ってからは、ライブにニューアルバムの発表など、精力的に活動されています。
「本物が戻ってきた」
「ドーパミン」を初めて聞いたとき、身震いがしました。
倉橋時代に好んで聞いていたのは「梅雨色小唄」。モノトーンで描いたMVはいま見ても秀逸だと感じます。
公式サイトにあるロングインタビューを読んで、"廃業"後の壮絶な歩みに、また震えました。2024年は自分にとって辛い年でしたが、この程度で辛いなんて言えない、と忸怩たる思いです。
再びこの歌声に触れられるのはこの上ない喜び。倉橋時代に行けずじまいに終わったライブにも行ってみたい。
総再生時間は21,455分
時間にすると約358時間。1日1時間程度、なにかしらの楽曲を聞いた計算になります。
2025年はどんな楽曲と出会えるのか。楽しみです。