【ソウル②】フィリップ・パレーノとの出会い
昨年、目の前で閉館を告げられたリウム美術館。
今回事前に予約もして無事に入館することができました…!!
リウムはサムスンの創始者が生前所蔵していた美術品を一般にも公開するためにオープンしました。
まず古美術などが展示されているM1。
ここは建物がすごくて、中に入ってみたい!とずっと思っていたんです!!
一番上の階に行き、階段で1フロアずつ降りていくのですが、この螺旋階段の美しいこと。
天井がガラスになっていて、白磁のような材質に反射した光がキラキラと映ってきれいでした。
伝統芸術の展示の最後には、オラファー・エリアソンの空間インスタレーションがあります。『Gravity Stairs』というこの展示は、円と鏡で銀河系を表現しているとのこと。太陽の大きさ・偉大さ・パワフルさを感じます。
そして今回の本題である企画展、フィリップパレーノの個展『VOICES』へ。
実は目的地としていったのではなかったのですが、外から覗いていて展示が気になって気になって…。
予約なしでもチケットを購入することができたので行ってきました。
中に入るとまず変わった形の雪だるまとご対面。
多分本物?本当に溶けていそうでした。これ完全に溶けたらまた補充したりするのかしら…
お次は魚の風船に、勝手に動くピアノ。
一つ一つのアートはポップなものを題材にしているのですが、不気味さを感じました。
2階にあがると不気味さは一層増します。
脈を打ったような音のする椅子。なにを表しているのでしょう…!!
どうもその前の画面の女の子と呼応しているようです。(間違ってたらごめんなさい)
続いて1階の別フロアへ移動します。
こちらでは動画を見せられたのち、エスカレーターで下に降りていくと、ものすごい空間!!
一つ一つが光ったり、音を発したり、壁ごと移動したり…
どういうこと…!?と見入っていたら、後ろから踊りだす一人の女性…
最初はそういう鑑賞者か…と思っていたのですが、どうも定期的に展示に合わせて動いていらっしゃるようです。
説明も海外なので難しく、すべてを吸収することはできなかったのですが、
実はこの展示屋外に展示された巨大なタワー状のオブジェが天気、温度などを感知して展示品に反映しているとのこと…
ほんとに…?と思ってしまったのは私だけでしょうか(・▽・)
どの展示もすごく刺激的でとっても面白かったです。
ちょうど6月よりポーラ美術館で展示をしているとのことなので、あわよくば行けたらいいなあ…
ご興味の出た方はぜひ見に行ってみてください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?